Web・IT: 2008年3月アーカイブ
YouTubeやニコニコ動画の例を挙げるまでもなく、インターネット上で動画を見ることが本当に当たり前になってきましたね。
そこには著作権や情報格差等、様々な問題が多分に含まれておりますが、インフラ(基盤環境)の発展を強く実感させられる毎日です。
動画との触れ合いがここまで一般的になって嬉しいことの一つに、海外の映像が身近になったということがあります。
日本にいれば日本の映像作品などは入手しやすいですが、海外ものはそれが難しいですからね。
海外作品が日本作品より素晴らしいと断言するつもりはないですが、日本作品にないセンスに満ち溢れているのは事実かなと。
というわけでネット上某所で話題になっている二つの動画のご紹介です。
「海外作品に触れられることが素晴らしい」という前振りの割りに、作者が日本人だったりするかもしれないけれど。
とにかく、色々なセンスや環境に触れられるようになってきたなってことですね。
まずは、黒板を使ったアニメーションです。
センスに感嘆でございます。
そしてもう一つ、スペインにあるらしい「El Caminito del Rey」 という道の映像です。
高所恐怖症の人は見ているだけで涙目です。
わたしは涙目です。
ネット上で日本国外の方が描いたらしい「ネットの世界地図」というものを目にしました。
誰が描いたのかとか、この地図を制作するに当たってのデータソースに信頼性はあるのかとか、ただの主観地図じゃないかとか、そんな理屈は横に置いておきましょう。
単純に見ていてなんだか面白いです(ネット社会への興味がある程度ないと理解できない部分多いでしょうが)。
ある物事を誰かに伝えたいときには図示というのは非常に有効な方法です。
直感的にわかりますので。
「プレゼンテーションでは文字を少なめグラフ多めに」なんらかの資料制作をされる方なら当たり前すぎるぐらい当たり前の話でしょう。
そんな図示にさらにユニークさを加えたのが今回紹介するネットの世界地図なわけですが、見てすごいなと思うのが、面白いだけではなく位置や面積を巧みに使うことで情報を有効に伝達しているということ。
地図先にありきではなく、データ先にありきのような感じを受けます。
MySpaceでかいな……。
何年か前から、Webの世界の流行語の一つとしてAjaxという言葉があります。
Asynchronous JavaScript + XMLの略です。
Wikipedia Ajax
昔はWebアプリケーションと言えば、新しい情報を表示する際にはその都度「サーバ側へのリクエスト「サーバ側からのレスポンス及び画面遷移」というものが一般的でした。
しかし、Ajaxは画面遷移を伴わずにページ内容を変更する技術です。
Ajaxを利用した最も有名なサービスといえばGoogleMapということになるでしょうか。
地図を動かすときにわざわざ画面の再読込が発生していないですよね。
Googleマップ
ちょっと古いですがgoogleMAPで一番やばい物を見つけた奴が優勝:ハムスター速報2ログ
また、当サイトからリンクしている検索エンジンQooqleもAjaxを利用しています。
Googleでは検索の度に新たな画面を呼び出しますが、Qooqleは入力に対応した検索結果を同画面にて表示します。
Qooqle
と、Ajaxについて書きましたが、実はわたし自身、この技術がどういうものなのかいまいち把握できずにいました。
どのようなコードを書くことで実現可能なのかが検討つかないという意味ではないです。
これだけ騒がれていますが、どうして騒がれるか、どうして斬新なのかなど、なんだか不透明だったのです。
Web2.0という単語についても似たようなイメージがありました。
どうしてただの概念に過ぎないWeb2.0という単語をそこまで大々的に取り上げるのかなって。
Wikipedia Web2.0
そんなもやもやを抱えたある日、けっこう前のものではありますが、Ajaxについて説明している素晴らしい記事を読んでかなり納得したのです。
(もちろん、わたしはAjaxの専門家ではないため、理解したと呼べるレベルではないでしょうが)
実現する手法と実現したいことの切り分けができていなかったんだな。
本質を見抜くって難しい。
以下のblog記事ですので興味ある方はぜひ。
Life is beautiful:Ajaxの本質、「非同期メッセージ型ウェブ・アプリケーション」のススメ
ちなみにこちらの記事が掲載されている「Life is beautiful」は、わたしのお気に入りのblogの一つです。
今回だけではなく、過去にもこちら様の記事を元にしたblogを書かせてもらったことがありますね。
青春Bの便利リンクにも掲載させていただきました。お勧めです。