Web・IT: 2007年10月アーカイブ
つい先日もこのblogにて取り上げました「ある題材について皆が二択(○と×)で答えるコミュニティ」コトノハで、本日も興味深い問題が取り上げられていましたのでご紹介します。
同じ内容について何度も取り上げるのはどうかと思いながらも、かなり興味深い題材だったので。
あと、遅ればせながらわたしの中でコトノハがマイブームなんです。
今回の題材は「家に携帯を置いてきた。取りに戻ると遅刻。どうしますか」ってものです。
回答は、まあ、当然といえば当然なのかもしれないですが、意外でした。
もしもわたしなら、取りに帰るかどうするか……。
用事にもよるかな……。人に迷惑をかけるような遅刻なら取りに戻らないだろうな。
仕事だったら絶対に取りに戻らないでしょう(その携帯が仕事上必要ならまた別ですが)。
皆様ならどうしますか。
青春BではFlash素材を配布しています。
Flashを覚え始めのときはタイムライン上に配置してモーショントゥイーンなんてしていたのですが、段々とActionScriptの面白みにはまり……。
ActionScript3.0になってからはステージ上になにも配置していない状態から、ActionScriptにてすべて生成しています。
(アプリケーションソフトの)Flashを使用しないでも制作が可能です。
AdobeからはActionScriptの開発環境がフリーで配布されています。
Flex 2 SDKってやつです。
なので、自分のPCにFlex 2 SDKをインストールしてみることにしました。
これまでもActionScriptはテキストエディタで書いて、実行・ヘルプ・デバッグのためにFlashを使用していたんです。
以下、Flex 2 SDKのインストールと動作確認手順の覚え書きです。
わたしの環境ではこの手順でうまくいきました。
ちなみに環境は「Windows XP Media Center Edition Version 2002 Service Pack2」です。
その1.J2SE JRE のダウンロード
SUNのサイトより、Javaの実行環境であるJ2SE JREをダウンロードします。
選択したのは
Windows Platform - Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition 1.4.2_15
Windows Online Installation, Multi-language
です。
その2.J2SE JRE のインストール
ダウンロードしたファイルをダブルクリックで起動すれば簡単にインストールされます。
その3.Flex 2 SDKをダウンロード
AdobeのサイトよりFlex 2 SDKをダウンロードしました。
ダウンロードにはユーザ登録が必要です。
合わせて日本語化パッケージもダウンロードしました。
ファイル名はそれぞれ
flex_sdk_2_hf1.zip
flex_sdk_2_ja.zip
です。
その4.解凍
ダウンロードしたファイルを解凍しました。
また、flex_sdk_2_hf1のフォルダの中にflex_sdk_2_jaの中身をすべてコピーしました。
その5.FlashPlayerのインストール
flex_sdk_2_hf1\player\debug
内の
Install Flash Player 9.exe
にてFlashPlayerをインストールしました。
その6.Flex 2 SDKへのパス設定
マイコンピュータにて右クリック→プロパティ→詳細設定→環境変数
にて、システム環境変数のPATHに、flex_sdk_2_hf1フォルダ内のbinフォルダへのパスを張ります。
例:Cドライブ直下にフォルダがある場合
C:\flex_sdk_2_hf1\bin
その7.テスト用のソース準備
テスト用のActionScriptソースを準備しました。
HelloWorld.as
です。内容はその名のとおり、HelloWorldと表示するというもの。ありがちですが。
その8.起動用batファイルの準備
起動用のbatファイル、start.batを準備。
テストするだけだったら、コマンドプロンプトにて直接記述でも良かったのですが、以降のことを考えてbatファイルを作りました。
その9.swfファイルの生成
start.batをダブルクリックして、HelloWorld.swfを生成しました。
その10.HelloWorld.swfの実行
FlashPlayerにてHelloWorld.swfを実行しました。
つい先日、mixiの話題を取り上げたからというわけではないのですが、本日もmixiの話題です。
ご存知の方がかなり多いだろうかと思うのですが、mixiのサイトデザインが昨日、大幅リニューアルされました。
その件について、mixiユーザ内ではかなり否定意見が多いようです。
否定的意見として主に挙げられているのが以下のようなものです。
(意見の列挙に過ぎないため、信憑性や説得力を問わないでください)
・配色が薄くメリハリがない。つまり、なにを伝えたいのか明確ではない。
・配色のためか、目の疲れを感じる。
・表示が重くなった(JavaScriptのロードのため?)。
・横幅が広くなったことで、解像度やブラウザの使用状況(履歴や検索の表示)により横スクロールバーが出やすい。
・メニューバーのどのボタンがどこへのリンクなのかわかりづらい。
・推奨OSの範囲が狭い(たとえば、MacはOS X 10.3以上)。
もちろん、肯定的意見だってありますし、否定的意見についても慣れの問題がかなりあるだろうことも多数の方が指摘されています。
これだけの意見が挙がるというのは、mixiが多くの方に長時間見られている人気サイトである証拠なんですよね。
今回このblogにてのmixiリニューアルについて取り上げたのは、mixiを否定しようという気持ちからではありません。
純粋に、同じく(注目度はまったく違うものの)Webを作るという作業をしている者として、色々と感じるところがあったからです。
やっぱり、Web制作というのは難しいなと……。
人気のサイトはリニューアルをなるべくするべきではないという意見を本で読んだことがあります。
人気があるということは、それだけユーザーがそのサイトの仕様に慣れているということです。
よって、リニューアルの影響というのはとても大きくなります。
前と同レベルのデザインやユーザーインタフェースのレベルでは「悪くなった」と判断されてしまうでしょう。
今回のmixiリニューアルについての多くの方の意見、かなり勉強になりました……。