スポーツ: 2009年1月アーカイブ
今年も終了いたしました、第85回箱根駅伝。
今年も感動を与えていただき、ランナーの方々、関係者の方々には心より感謝申し上げます。
選手たちが一生懸命走る姿を見ると、わたしも今年がんばらないとという強い気持ちになります。
わたしと同じく、箱根駅伝のランナーたちに自分の一年間のがんばりを重ねる方というは決して少なくないでしょう。
「箱根駅伝のスターたちがその後に陸上選手として大成していない」
「将来的に成功するためには、若い時期、もっとスピード重視の練習をする必要がある」
「なぜ地方大会である箱根駅伝を全国的なものとして取り扱うのか。大学の宣伝の手段となってしまっている」
過去のblogにも書きましたが、箱根駅伝に対してこれらの批判があることは知っています。確かに、的を射た批判かもしれません。
ただ、箱根駅伝は日本にて行われるスポーツ行事の中でも一番と言っていいほどに脚光を浴びるものであり、男子長距離選手の多くにとっては夢の舞台であることは事実です。
箱根駅伝のために大学に入り、箱根駅伝のために4年間走り続ける……そういった人が多くいるでしょう。
箱根駅伝が終わると同時に陸上競技から引退する選手だって少なくはないかと思います。
箱根駅伝が選手たちの未来を奪っているという意見、箱根駅伝そのものが選手たちの未来であるという意見……どちらの意見も否定するつもりはありません。
見ているわたしが、そしてわたし以外の多くの人たちが感動するのは、未来だとか過去だとか関係なく、ただ、今、選手たちが一生懸命に走っているから。
そして、選手たちが一生懸命に走る理由は、駅伝の襷に仲間たちの思い、先輩たちへの思い、後輩たちへの思い、努力、伝統、すべてが詰まっているから。
選手の方々、関係者の方々、本当にお疲れ様でした。
感動をありがとうございます。
第85回東京箱根間往復大学駅伝競走 総合成績
- 1 東洋大学
- 2 早稲田大学
- 3 日本体育大学
- 4 大東文化大学
- 5 中央学院大学
- 6 山梨学院大学
- 7 日本大学
- 8 明治大学
- 9 関東学連選抜
- 10 中央大学
- 11 国士舘大学
- 12 東京農業大学
- 13 駒澤大学
- 14 専修大学
- 15 神奈川大学
- 16 亜細亜大学
- 17 拓殖大学
- 18 東海大学
- 19 順天堂大学
- 20 帝京大学
- 21 上武大学
- 22 青山学院大学
- 23 城西大学