学問: 2008年7月アーカイブ
※上記ランキングと本文には関係性ございません。
かなり興味深く読ませていただきました。
【解説】IT史に輝く「すべったテクノロジー」ベスト25 : IT業界動向 - Computerworld.jp
要はITの歴史の中で失敗したと考えられるプロジェクトをまとめたランキングです。
もちろん、世界の全員が失敗と考えているわけではなく、一般的にということなのでしょうが。
わたしは特別コンピュータに詳しいわけではないです(というか詳しくない方の部類)。
コンピュータに対する愛情がわたしより強い人間なんてたくさんたくさんたくさんいらっしゃるでしょう。
それでも、コンピュータがわたしの生活の一部となっていることは確かな事実であり、そんな生活を営んでいる以上、こういったITの歴史に興味を持つのはまあ自然なことかなと。
歴史というのはどんな分野であれ大抵は人の興味を引きつけるものかと思っていますが、その中でも、身近なものほど心奪われるものでしょう。
「有能な人間は失敗から学ぶから有能なのである。成功から学ぶものなどたかが知れている」
ウィリアム・サローヤンさんの名言ですね。
以下、本記事冒頭画像(わたしによる超偏ったコンピュータの歴史20抜粋)のテキストバージョンです。
必要な人が世界に一人ぐらいいるかもしれないので(そしてその一人はこのblogを訪れないと思われる)。
後日、わたし自身がこのテキストを必要とするときが来るかもしれないですし。
ネットで調べた情報ばかりなので、詳細真偽の追及はご遠慮ください。
一つの目安ぐらいのご利用を。
- 1948 初のプログラム内蔵式コンピュータSSEMプログラム実行成功(フレディー・ウィリアムス/トム・キルバーン)
- 1952 初の商用プログラム内蔵式コンピュータIBM701発売(IBM社)
- 1956 初の高級言語FORTRAN誕生(ジョン・バッカス)
- 1961 マウス登場(ダグラス・エンゲルバート)
- 1969 ARPANET運用開始(アメリカ国防総省)
- 1969 B言語登場(ケン・トンプソン)
- 1971 the UNIX Programmer's Manual出版
- 1973 C言語登場(デニス・リッチー)
- 1974 TCP/IP仕様RFC 675発表(スタンフォード大学サーフネットワーク研究グループ)
- 1976 AppleI発売(アップルコンピュータ社)
- 1981 MS-DOS発売(マイクロソフト社)
- 1983 ファミリーコンピュータ発売(任天堂)
- 1984 Macintosh発売(アップルコンピュータ社)
- 1985 Windows1.0発売(マイクロソフト社)
- 1991 Linux開発開始(リーナス・トーバルズ)
- 1991 World Wide Webプロジェクト発表
- 1991 Unicode1.0登場
- 1992 Windows3.1発売(マイクロソフト社)
- 1995 NSFNet民間移管
- 1998 Google創業(Google社)
日本語は、主語→目的語→動詞、の順番で物事を伝えます。
「わたしはプリンが食べたい。」といった感じです。SOV型です(Subject、Object、Verb)。
英語は、主語→動詞→目的語、の順番で物事を伝えます。
「I get pokemon.」といった感じです。SVO型です(Subject、Verb、Object)。
この言語規則と思考にどのような関係があるのかという研究結果をネット上にて見つけました。
「英語式語順は、自然な思考の順番に反する」研究結果 | WIRED VISION
ある動作について言葉ではなくジェスチャーで表現させた際に、主語、目的語、動詞をどのような順序で伝えようとするかという実験の結果です。
結果はここには記述しませんが、かなり興味深い内容でした。
余談ですが、Wikipediaによると、他にも、VSO型、OSV型、OSV型、OVS型といった種類があるそうです。