クリエイターイベント: 2008年7月アーカイブ
本文とはまったく関係ないのですが、この間、ある友人と五年振りぐらいに会いました。
もっと早く会う機会設けたかったのですが、互いに働いている立場だったり、家が遠かったりで、なかなか実現せずにいたんです。
友人と二人で数時間に渡って久々の会話を楽しみました。
今の世の中、外に出なくても多くが実現できてしまうわけですが、外に出るからこそ、人と会うからこその喜びがあること、こういう機会に強く感じます。
●MARYCOさん(サイト:HONEY BUNNY)
先日、東京都目黒CASPER'S Galleryにて開催されていました二人展「Fiore Dolce」に行きました。
MARYCOさんの素晴らしい絵が多数展示されており、見応え充分でした。
MARYCOさんの作品の魅力は、なによりも美しさでしょうか。
髪の毛を始めとした独特な色使い、服装や花などの小道具、そして描かれている人物の表情、どれもに強い美しさを感じます。
今回の二人展は「花のデザート」がテーマとされており、まさしくそのイメージにぴったりな美しい作品群でした。
さらに嬉しいことに、MARYCOさんによるアナログ作品を拝見できました。
これまではディジタル出力作品しか見たことがなかったんです。
アナログ作品たち、とても新鮮で、ディジタル作品にはない魅力がありました(アナログとディジタルどちらがよいかという話ではなく)。
また、今回の二人展はMARYCOさんの絵とToruさんの写真作品とのコラボレーションだったのですが、絵と写真の組み合わせの良さを改めて感じました。
絵を集めた展示会、写真を集めた展示会にもだからこその魅力はありますが、絵と写真が織り成す"他ジャンルだからこその互いを引き立てるバランス"もすごく好きです。
MARYCOさんにはお忙しい中でありながら話す時間設けていただき、本当に充実した展示会訪問となりました。
やっぱり、暑かろうがなんだろうが、出られるならどんどん外に出ないとダメですね!
書を捨てよ町へ出よう、ですね!
芸術の秋という言葉があります。
なぜ秋かというと、気候的に過ごしやすいからとかそんな理由なのでしょう、きっと。
で、今は夏なわけですが、夏だって芸術ですよね! 春だって冬だって!
●minchiさん(サイト:minchi)
7月5日~18日まで開催のminchiさんの個展「かわいたえのぐが生きている」に行きました。
会場は恵比寿駅前アートバーentkukui(エンククイ)です。JR恵比寿駅のベッカーズがある方の出口を出ましてすぐのところとなっています。
entkukui様には今回初めて訪れましたが、アートバーという名前の通り、様々なクリエイター方の展示会を行われているようです。
とても落ち着いた雰囲気のバーで、一人でも入りやすそうな感じです。
そんなentkukui様での今回の展示会、minchiさん作品の魅力が存分にたんのうできます。
鮮やかで個性的な色彩、物語をそのまま凝縮したような世界観、そして温かさ、どれもminchiさんの作品ならではのものです。
minchiさんの作品に囲まれた店内は、少し不思議な幸せを感じさせてくれました。
えのぐが本当に生きていました。
絵というのは技術さえ問わなければ誰でも描けるもので、だからこそ、ここまでの個性を発揮できるのは本当に素晴らしいことだと思うのです。
素直に感動しました。
展示会は18日まで開催しています。
entkukui様の定休日や営業時間はお店のサイトにてご確認ください。
前回の記事に続きまして本日も展示会訪問の記事です。
中目黒画廊やさしい予感にて開催されていましたTAKORASUさんの個展「Takorasu world展 (-takorasu gear seed mechalopolis- plant planet)」に行きました。
●TAKORASUさん(サイト:TAKORANTIS)
TAKORASUさんはその緻密な書き込みによる絵とアニメーションにより不思議な世界観を堪能させてくれるクリエイターさんです。
展示活動、画集の発売など、積極的に創作活動されています。
細かな描き込みの作品たちが生む、重さではなくて濃厚さ、そして空想世界でありながら有するリアリティは、唯一無二な魅力です。
今回の展示会はそんなTAKORASUさんの作品が多数展示されており、かなり見応え十分でした。
プロジェクターを使用して大きく映し出されたアニメーションも感動ものでした。
サイト、画集などでもTAKORASUさんの世界に触れることできます。お勧めです。
またTAKORASUさんの展示会が行われた際には、展示会ならではの魅力がありますので、その機会には皆様もぜひ!