漫画・アニメ・アニメソング: 2008年8月アーカイブ
アニメのOPやEDを見るのが大好きです。
好きなものを大きな声で好きと言いたい、言うべきだ、ということで始めたアニメOP・ED紹介、十二回目なんですね。
以下、過去に書きました紹介記事一覧です。
下に行くほど新しい記事です。
アニメの年代順とはまったく関係ないです。
- ハイスクール奇面組OP7
- シティーハンター2 OP1
- うる星やつら OP2
- かみちゅ! OP
- フリクリ ED
- YAWARA! OP1&OP2
- 悪魔くん OP
- 幽☆遊☆白書 ED4&ED5
- アリスSOS OP
- DAICON4 OP
- ミスター味っ子 OP&ED
今回紹介するのは風人物語のOPです。
まずは作品について簡単に解説です。
風人物語とは
「中学生女子の主人公の、風を操る能力を扱った非現実的だけれど現実的な物語」
です。2004年にテレビ化されたので、比較的最近の作品です。
大鳥南さんによるアニメ企画大賞の第一回受賞作を原案として、アニメファンなら名前を知っている人ばかりであろう豪華メンバーで作り上げられました。
音楽や映像が一体となり、全体が独特な雰囲気に覆われている作品です。
どういった雰囲気かと問われると説明が難しいのですが……。
宮崎アニメから表面的な現代っぽさを抜いた素朴な感じで、でも、その素朴さの中に風景描写やキャラクターの表情とかに確かな個性と技術力があって……。
やっぱり上手に説明できないです。
とにかく、独特な雰囲気なのにとても自然に心に入ってきます。
独特のアニメと思っているこの作品こそが普通で、普通のアニメと思っている他の作品たちこそが独特なのかもしれないという気持ちにさせられます。
そんな作品である風人物語のOPは、作品の雰囲気が凝縮されています。
シンプルといえばシンプルなんですが、シンプルさにここまで惹きつけられるOPはそうないんじゃないかなと。
YuUさんが歌っている主題歌「風の詩~WINDY TALES~」と映像がものすごくマッチしています。
歌だけでも映像だけでも素晴らしい上にそれらが見事に組み合わさって生まれた傑作OPです。
OPを見ているだけで切なくて泣きそうになります。
日常を切り抜いたOPで、悲しい描写があるわけではないのに。
それはわたしがもう中学時代を遠く過ぎた大人だからなのかもしれないです。
こういう素朴さは、誰もが大事にしていかないといけないものなんじゃないかと感じます。
開始から少し時期が過ぎてしまいましたが、スレイヤーズREVOLUTION、放映されていますね。
まさかまたスレイヤーズの新作テレビアニメを見られる日が訪れるとは思っていませんでした。
テレビアニメシリーズとしては1997年のスレイヤーズTRY以降、11年振りの4作目ですからね。
見ながら楽しさと共に懐かしい気持ちに浸らせてもらっています。
1995年のスレイヤーズ、1996年のスレイヤーズNEXT、1997年のスレイヤーズTRYが放映されていた時期のことを思い出します。
けっこう昔のこととなってしまいましたが、当時楽しく見ていた気持ちや、世間での流行振りは今でもかなり覚えています。
アニメの歴史について語る上では決して外すことのない名作ですね。
ライトノベルという分野がここまでに広まった現在、その一つのきっかけとなった作品ではないでしょうか。
爆発的に売れていましたね。映画化やゲーム化もされました。
確か、当時は公開されていた長者番付(高額納税者)に原作の神坂一さんとイラストのあらいずみるいさんの名前が載っていたような……。
初めはあらいずみるいさんのどこまでが名字でどこからが名前かがわからなかった……。
アニメシリーズの主題歌は基本的には林原めぐみさんと奥井雅美さん、あるいは二人一緒に歌っていました。名曲揃いです。
特にスレイヤーズNEXTのオープニングGive a reasonはアニメソング史上に残る名曲ではないでしょうか。当時、かなり前向きにしていただいた歌です。
今でこそ声優の方のCDがセールスランキングの上位に入ることは珍しくないですが、その先駆けは林原めぐみさんではないかと。
オリコンベスト10の常連でしたからね。
林原めぐみさんの"声優としてアニメのために歌を歌う"というスタンスがとても好きでした。
今作の主題歌も林原めぐみさんが歌っています。
スレイヤーズを知っている人も知らない人も、ぜひ今回のREVOLUTION、見てほしいです。
声優も主題歌も雰囲気も、スレイヤーズらしさを大切にした新作です。
StarChild:スレイヤーズREVOLUTION
Wikipedia スレイヤーズ