漫画・アニメ・アニメソング: 2008年7月アーカイブ
暑い時期こそしっかり食べないといけない。
暑さに負けちゃいけない。
だから、たくさん食べて、たくさん栄養摂取です。
ということで、感動や感奮を与えてくれる素晴らしきアニメOP・EDの紹介でございます。
第十一回目ですね。
以下、過去の記事の一覧です。
- ハイスクール奇面組OP7
- シティーハンター2 OP1
- うる星やつら OP2
- かみちゅ! OP
- フリクリ ED
- YAWARA! OP1&OP2
- 悪魔くん OP
- 幽☆遊☆白書 ED4&ED5
- アリスSOS OP
- DAICON4 OP
今回紹介するのは寺沢大介さん原作の超名作ミスター味っ子のOPとEDです。
寺沢大介さんはわたしの大好きな漫画家さんの一人です。
ミスター味っ子だけではなく、WARASHI、将太の寿司もお気に入りです。今は喰いタンやミスター味っ子Ⅱが人気ですね。
料理漫画と言えばこの人というぐらい、料理漫画の第一人者でしょう(WARASHIは妖怪漫画だけれど。面白いですよ)。
料理漫画というよりは料理を題材としたエンターテインメントというのが正しいかもしれないですが。
タッチが野球を題材にした恋愛漫画であるのと同じように。
まあ、なんにせよ素晴らしい漫画家さんです。
そんなミスター味っ子のアニメ版、当時見ていた人はかなり記憶に残っているんじゃないかと思います。
味皇様の美味しいものを食べたときのリアクションを筆頭として、かなりインパクト強いアニメでしたので。
原作とはまったく違う味を出していましたね。
第一話の陽一くんのアグレッシグな登場シーンはかなり驚きました。
原作では家の仕事の手伝いで学校に行かず(行けず)、ゲームで寝不足になる子ですからね。
漫画をアニメ化した場合"原作をいかに忠実に再現するか"とか"現実の雰囲気をいかに壊さないか"が重要な要素になることが多いように思います。
そんな中、このミスター味っ子は原作のイメージを壊して成功した数少ない例ではないかなと。
原作ファンが新鮮な気持ちで楽しめ、そして知らない人もおそらく純粋に楽しめる、そんな良質なアニメでした。
ちなみに、TWO-MIXやコナンで御馴染みの高山みなみさんのデビュー作です。主役デビューってすごいですね。
パイナップルカレー、イカ詰めカレー、カレー丼などなど(やばい、カレーばっかり)、見ていて楽しくい気持ちになる料理がたくさんでした。実際に美味しいかは別として……。
生石灰に水をかけてお弁当を温めようと試みた人も多いのでは?
そんなミスター味っ子のアニメ、OPもEDもかなり良かったです。
まずOPですが、アニメ絵、漫画絵、実写絵を取り混ぜた構成が秀逸です。
これから始まる本編が楽しみになる演出がしっかりとなされています。
そしてEDは、OPとは一転のシンプルな構成で、心に染み渡ります。
アニメ版ミスター味っ子は原作以上のハートフルさがあり、それをうまく表現した良EDです。
また、OPもEDもアニメ史上に残る名曲がテーマソングです。
OPの「ルネッサンス情熱」とEDの「心のPhotograph」、どちらも国安わたるさんが歌っています。作曲も国安わたるさん、作詞は松本一起さん、編曲は矢野立美さんです。
元気が出るOP、泣けるED、素晴らしいです。
こういうストレート過ぎるぐらいにストレートな楽しさや臭さがあるアニメ、また見たいです。
Wikipedia ミスター味っ子
Wikipedia タッチ(漫画)
もう十回目なのですね、わたしが大好きなアニメのOP(オープニング)とED(エンディング)の紹介。
アニメのOPとEDを見るの、本当に好きです。至福のときを与えてもらえます。
絵、音楽、動き、そして本編前のドキドキ感や本編後の物悲しさ等、多くで胸が満たされます。
以下、これまでに紹介した九個の記事の一覧です。
- ハイスクール奇面組OP7
- シティーハンター2 OP1
- うる星やつら OP2
- かみちゅ! OP
- フリクリ ED
- YAWARA! OP1&OP2
- 悪魔くん OP
- 幽☆遊☆白書 ED4&ED5
- アリスSOS OP
今回十回目として紹介するのはDAICON 4("大"阪SF"コン"ベンション"4"回目)のオープニングアニメであるDAICON Ⅳ OPENING ANIMATIONです。
もはや伝説として語られている映像作品ですので、アニメファンなら大体がご存知じゃないかと思います。
テレビアニメのオープニングではないため、一般知名度は低いかもしれないです。
アニメのためのOPではなく、イベントのためのアニメOPです。そう言った意味ではこれまでに紹介してきたものとは異なります。
制作したのは自主制作映像集団であるDAICON FILM。
DAICON FILMのメンバーたちによって後に構成されることになるのが超有名アニメ作品を多数生み出しているGAINAXです。
DAICON FILMやGAINAXについてはネット上にたくさん情報ありますのでそちらをご参照ください。
このDAICON Ⅳ OPENING ANIMATION、初めて見たとき、かなり衝撃的でした。
そして、何度見ても、いえ、見れば見るほどに衝撃が増していきます。
アマチュアを含む自主制作集団が多くの時間を費やし、多くの情熱を注いで作り上げた出来は、見ていて熱くなります。
世間一般にすれば、時間を費やしたのではなく、時間をムダにしたと思われるような行為かもしれない。
制作されたのは25年前です。今以上に「オタク」や「マニア」に対する偏見があった時代でしょう。
表現に対するものすごい欲求が「自主制作」という前提をなくしたとしてもアニメ史に残るであろうここまでの名作を作り出したのでしょう。
見ていると、わたしも負けていられないという強い気持ちになります。
「目的や目標が大事なのはもちろんだが、その根底には常に情熱の炎が燃えていないといけない」
臭い言葉ですが、これが真実と考えています。
多くを与えてくれる傑作動画です。
GAINAX NET|Works|Animation & Films|DAICON FILM
Wikipedia DAICON FILM
Wikipedia 日本SF大会