漫画・アニメ・アニメソング: 2007年11月アーカイブ

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なにか困ったことが起きたときにはどうしますか。
家族や友達に相談したり、ネットの掲示板に書き込んだり、人それぞれでしょう。
そんなとき「新宿駅東口の掲示板にXYZと書こう」と思う人も一千万人に一人ぐらいはいると思うのですよ(「合言葉」はと書き込むのは違いますよ)。

ということで、先日のハイスクール奇面組に続いて、今回も心震わされるアニメOP・EDの話でございます。
定番中の定番、シティーハンターです。

万が一知らない方のために、簡単に作品紹介いたします。
シティーハンターは北条司さんにより1985年~週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画です。
主人公の冴羽獠は凄腕のスナイパーとして、苦境に立たされた依頼人(美女)からボディーガード等の仕事を請け負う。
彼への依頼方法は新宿駅東口の掲示板に「XYZ」と書くこと。アルファベットの終わりが後のなさを意味するわけです。
冴羽獠の女好きな面とシリアスな面のギャップがとても魅力的でした。
さらに、彼を囲む周りのメンバーにも強く惹きつけられます。
特に獠のパートナーである香は、マンガ史上に残る女性キャラクターだと思うのです。
シティーハンター世代のわたしにとって、エンジェルハートは辛さが……(続編ではなくパラレルワールドだとしても)。

アニメ版は全4シリーズ制作されました。
歌がどれも有名なものばかりですが、最も知名度が高いのは第1作のエンディングテーマであったTM NETWORKのGet Wildでしょうか。
このEDは曲の雰囲気と映像の雰囲気が見事にマッチして、鳥肌ものの出来でした。
特に、本編と被って前奏が流れるというエンディングへの入り方が秀逸でしたね。

最も好きなのはシティーハンター2の第1期OP、歌はPSY・Sの「Angel Night ~天使のいる場所~」でした。
作品に合った歌の素晴らしさに加えて、映像のクールさが格好よすぎました。
80年代の東京をそのまま新鮮にパッケージしたような感じとでも言いましょうか。
ものすごく冷たくものすごく熱い時代、そんな印象です。

前回取り上げたハイスクール奇面組同様、いわゆる週刊少年ジャンプ黄金期の作品ですね。
今のジャンプには今のジャンプの良さがありますが(愛読しております)、当時のジャンプが持っていた良さはもう今の日本には帰ってこないのかなという気すらします。

北条司公式ホームページ
Wikipedia シティーハンター(アニメ)
Wikipedia シティーハンター
Wikipedia エンジェルハート
Wikipedia PSY・S
Wikipedia ツインビーPARADISE


   

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マンガが好きです。
アニメも好きです。
歌が好きです。
ということで、アニメのオープニング(OP)エンディング(ED)を見るのがめっちゃ好きです。
子どもの頃、まだパソコンが家にはなかった時代、アニメOP・EDを集めたビデオを編集して見ていました。
そんな過去から現在に至るまで、強く心に残るアニメOP・EDが多数あります。
それら各々は一分程度の時間だけれど、二時間の映画よりも深い感動をわたしに与えたりします。
きっとそのアニメを見ていた頃の感情や思い出も甦ってくるからでしょうね。

感動的OP・EDとして、ハイスクール奇面組シリーズが思い浮かびます。
どれも素晴らしい出来栄えでした。主人公たちの露出が非常に少ないですが、作品に人を惹きつけるという点においてはかなりの効果があったのではないでしょうか。
ハイスクール奇面組のOPとED、作画がすごく美しいです。
回り込みや拡大縮小が多い視点の動き、キャラクターの動き、そして、全体に漂う切なさ感が心に染みます。
今のアニメにはない良さを感じるんですよね。
それは各OP・EDが一つの物語的な作りで描かれているからでしょうか。
それとも、まだ今より低年齢なときに見ていたからでしょうか。セル画で育った世代とCGで育った世代の間には好みの隔たりがありそうです。

歌も映像に合っていました。映像が歌に合わせたのかもしれないですが。
ただ、この時期からアニメソングがアニメソングっぽさを失っていってしまったことを考えると、ちょっと複雑な心境にもなりますね。

ハイスクール奇面組の歌は大半が「うしろゆびさされ組(高井麻巳子・岩井由紀子)」か「うしろ髪ひかれ隊(工藤静香・生稲晃子・斉藤満喜子)」が担当しています。
ご存知の方が大半でしょうが、どちらもおニャン子クラブ所属です。
おそらく当時は今ほど「プロモーションビデオ」というものの存在や効果が一般的ではなかっため、ハイスクール奇面組がかなりの宣伝効果を期待されていたでしょう。
それがハイスクール奇面組のOP・EDのクオリティを高めた要因の一つかなと思います。
ちなみに、うしろゆびさされ組のシングルは6枚すべてハイスクール奇面組のOPでしたが、2枚目の「バナナの涙」~6枚目のラストシングル「かしこ」までがオリコンシングルランキング1位だったはずです。
また、うしろ髪ひかれ隊は「時の河を越えて」と「あなたを知りたい」の二枚のシングルが奇面組のOPでしたが、それぞれオリコンシングルランキング1位と2位です。
プロモーションは成功だったのでしょうね。当時のおニャン子クラブの人気のすごさを考えると、一概にアニメOPとしての効果とは言えない部分もありますが。

とにかく、ハイスクール奇面組のOP・EDの出来は、さすがにゴールデンタイムで放映され、しかも平均視聴率20%近く行っていたアニメです。
当時、毎週、楽しく見ていました。
再放送されたらそれも欠かさず見ていました。

特に好きなのは第7段OPですね。
花火を見ている河川唯ちゃんがお面を被った人の手に触れようとして触れられない、そんなOP、うしろ髪ひかれ隊のあなたを知りたいがテーマソングでした。
見ていると涙腺緩みます。

Wikipedia ハイスクール!奇面組
ハイスクール奇面組の新沢ファミリーが挑戦! なんだ!Cada<カーダ>の家づくり
Wikipedia おニャン子クラブ
Wikipedia セル画


  

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