邦楽: 2007年10月アーカイブ
音楽を聴くのがめちゃくちゃ好きです。
生活の一部です。
一人のときには常になんかしらの音楽を流しています。
聴くのは日本人ヴォーカルによる歌がほとんどです。ジャンルは様々なれど、広い意味で言えばJ-POPのくくりでしょうか。
すでに活動を停止してしまったミュージシャン、現在活動中のミュージシャン、どちらにも好きな方が数え切れないぐらいいます(ソロ・バンド等、形態問わずミュージシャンとします)。
バンド「BUMP OF CHICKEN」が現在活動中のミュージシャンの中でもかなり好きです。
アルエ、K、ラフメイカー、ダンデライオン……数々の名曲を生み出しています。
いわゆる売れ線の作品を出しているといった印象のミュージシャンではありませんが、知名度・人気共に高いですね。
昨年度の年間シングルCD売上ランキング(オリコン調べ)の9位に「supernova/カルマ」がランクインしていたこと、思い出します。
ライブに行ったことがありますが、ものすごく素晴らしき思い出としてわたしの中で輝いています。
ヴォーカルである藤原さんの声質、耳に残るメロディー、雰囲気に合わせた演奏、魅力はたくさんあります。
そんな魅力の中でも、わたしがBUMP OF CHICKENに惹きつけられている最大の理由として、歌詞の良さがあります(他の多くの方々が惹きつけられている理由でもあるでしょう)。
物語を感じさせる歌詞、身近さを感じさせる歌詞、弱さを感じさせる歌詞、様々ですが、そこに共通して見られる素直さが好きです。
「音に乗る」「韻を踏む」そういった技巧的な部分はわたしにはいまいち判断つきませんが、それらのことはどうでもよいと思わせてくれる力強い歌詞たちです。
BUMP OF CHICKENは寡作なことで知られています。
昨年発売したシングルは一枚、前にアルバムを発売したのは3年前のことです。
そんなBUMP OF CHICKENの新曲が本日、発売されました。
しかも二枚同時リリースです。
一枚は「花の名」と「東京賛歌」、もう一枚は「メーデー」と「ガラスのブルース(28 years round)」、どちらのCDももちろんボーナストラック付きです。
「花の名」はしっとりと聴かせる感じの温かいバラードソング、そしてそのカップリングである「東京賛歌」はポップなメロディーを大切そうに歌い上げた感じが心地良いです。
「メーデー」はBUMP OF CHICKEN特有の疾走感あるアップテンポなナンバー、「ガラスのブルース(28 years round)」はBUMP OF CHICKENの始まりの曲であり代表曲のアコースティックバージョンです。
待たされた期間が長い分、いやたとえ待たされていないとしても、聴きながら強く感動しました。
どの曲もシンプルな印象ですが、BUMP OF CHICKENらしい深みは以前よりも増している感じです。
個人的にはどちらのCDについてもカップリングが好きです。
東京賛歌はわたしが東京育ちだからか、なんだかやたらと胸に染みます。
ガラスのブルース(28 years round)は涙腺緩みます。
辛い気分をしっかり包んでくれる感じです。
早くアルバム発売されないかな~。
♪以下「ガラスのブルース(28 years round)」より抜粋♪
生まれてきた事に意味があるのさ
1秒も無駄にしちゃいけないよ
嵐が来ようが雨が降ろうが
いつでも全力で
空を見上げて
笑い飛ばしてやる
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
BUMP OF CHICKEN official web site(所属事務所)
BUMP OF CHICKEN official web site(レコード会社)
X JAPANが10年振りに再結成されたというニュースにはかなり興奮しました。
映画[SAW4」のテーマソング「I.V.」をX JAPANにて制作するというニュースが流れたのが10月18日、そして22日、メンバー揃っての公開プロモーションビデオ撮影……。
X再始動PV撮影にファン1万人超(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
わたしは特にビジュアル系バンドを特別好んでいるというわけではありません(このblogを見ている方はわかるでしょうが)。
X JAPANの熱狂的ファンというわけでもありません。
それでも、X JAPANの映像が流れると目を奪われ、音楽が流れると耳を傾けずにはいられない。
曲が素晴らしい、演奏が素晴らしい、そしてそれに加えて、演奏をしているときのメンバーたちの姿が素晴らしいです。
デビュー当時は「ビジュアル系と聞いて誰もが思い浮かべる」そのようなメイクでした。
しかし、そんなメンバーたちも、解散時には、大半が(メディアに出る人としてのナチュラルなメイクはしていますが)素顔でした。
でも、それでも、やっぱりX JAPANはビジュアル系だったと思うのです。
今回のPV撮影の映像を見て、今でもビジュアル系だと感じます。
ビジュアル系というのは、化粧をしているとか髪を逆立たせているとかそういうことを示す形容詞ではないのだなって……。
直にライブに足を運んだことはないですが、映像で見るだけでも、そのパフォーマンスは真剣に鳥肌が立ちます。
「X JAPANがビジュアル系の語源だからX JAPANがするすべてがビジュアル系だ」なんて言いたいわけではないです。
語源だろうが語源じゃなかろうが、たとえビジュアル系という言葉がなかろうが、X JAPANはビジュアル系なのだと感じます。
ライブパフォーマンスを含め、X JAPANが生み出す力に、素直に純粋に、熱さと美しさをただ感じるのです。
音楽に詳しいわけでもないので非常に感覚的かつありがちな感想になってしまいましたが……。
正直、再結成については素直に喜べない複雑な気持ちもありますが……
とにかく強く興奮したニュースです。
応援しています。