洋楽: 2007年3月アーカイブ
3月1日、わたしとしてはけっこう驚きのニュースがありました。JamiroquaiのボーカルJKが音楽業界から引退するというニュースです(JK=Jamiroquaiと思っている人が多そうですが、違います)。
BARKS ジャミロクワイ引退?「ウンザリだ。もう終わりにしたい」
Jamiroquaiといえば1996年頃、日本でもかなり大ヒットしたイギリスのバンドです。今更説明は不要でしょうね。
もっとも有名な曲と言えば、やっぱり「Virtual Insanity」でしょうか。ベルトコンベアのように動く床の上で歌い踊るJKが印象的なプロモーションビデオ、見たことある人がかなり多いのではないでしょうか。
わたしは当時、部屋から部屋へと跳び移るプロモで有名な「Canned Heat」が好きでした。
ジャミロクワイの曲がラジオやTVや、至るところから流れていましたね。
引退のニュース、かなり驚きました。
簡単にまとめると、ミュージシャンとして儲けるための活動にメリットよりデメリットが多いから休息が欲しいという理由です。
人気者という立場の大変さが伝わってきました。引退は残念だったけれど、本人が決めたことならしようがないなと。
でも、昨日、今度はそれが誤報だというコメントが公式サイト上に掲載されました。
引退と口にしたことをJKがなかったことにしているのか、それとも本当に記者の勘違いなのか、読者の興味を引くために誇張して書いたのか、真実はわかりません。
どれが真実かはわかりませんが……どれもありえる話ですよね。
新聞記者や新聞という媒体を否定的に見ているわけではないです。
新聞だって完全な客観ではないっていう話でございます。
「嘘を伝える」ことはしていなくとも、「一部分だけを抜き出して」伝えることはしているわけです。
そしてその一部分を抜き出す作業には主観が入るでしょう。
自らの信じる正義のために誇張することもあるでしょう。
インタビューだって情報の伝達である以上、勘違いはありえます。
良しにせよ悪しきにせよ、新聞も一つの表現ですよね。
Jamiroquai(公式ページ 英語)
Jamiroquai(公式ページ 日本語)