カタン: 2008年4月アーカイブ

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ニュースでアニメや漫画に対する表現規制に関してのものを頻繁に見かけます。
それは現実の事件を連想させるからという理由での自主規制であったり、外部からの規制によるものだったり……。
まあ、ちょっとうんざりです。
アニメや漫画が毒だと言われることはそこまで気にならないですが、実際に規制となると話は別です。
毒は取り除いていくというのも一つの考えなのでしょうけれど、その結果が豊かさや平和を生むとは限らないわけで。
毒が薬になることもあるし、そんなに毒が嫌なら薬を作れと言いたくなったり。

規制というのは昔に比べて非常に厳しくなってきているでしょう。アニメや漫画に関わらずでしょうが。
昔は放映できていたけれど今は放映できないアニメってなにがあるだろうとふと考えてみました。
実際にテレビ(地上波)にて放映できなくなった有名どころでは妖怪人間ベム(指が五本になってリメイクされていますが)、ジャングル黒べえあたりが思いつきます。
みなしごハッチもタイトルが放送コードに引っかかってダメだと聞いたことがありますね。

以下、規制がかかって再放送できないとかそんな話はまったく聞いたことがないわたしの推測(妄想)ですが……
キューティーハニーはどうなんでしょうね。
ストーリー的に問題ないとしても、絵が昔そのままだと変身シーン描写に問題ありそうですね。リメイク版を見ていないのでどのような扱いなのかわからないですが。
それを言ったららんま1/2も水被るシーンとか無理な気がしてきた……。
エスパー魔美も無理かな……お父さんが娘のヌード画ってねぇ……。
もしかしてあさりちゃんも虐待ってことで無理だったりして(今、86巻ですか。すごい)。
となるとGu-Guガンモは電気アンマどうなんでしょう。
ストップ!! ひばりくん!はどうだろう。放送規制に引っかかるかは別として、ひばりくんはやばいぐらいかわいい……(週刊少年ジャンプ史上ベスト10に入る名作、わたしの中では)。
小公女セーラは当時も批判すごかったらしい……見ると泣く……(名作劇場とまんが日本昔ばなしが終わったことが日本を悪い方向へ向けたとわたしは真剣に考えています)。

と、色々推測(妄想)してみましたが……
地上波での放送が絶対に今は無理だろうなと思うのがやっぱりまいっちんぐマチコ先生ですね。
3割のパンツ(もはや"パンチラ"ではない)と2割のヌードと5割のセクハラで構成されている作品ですからね。
OP映像がいきなりヒップで始まりますし。
よくこの内容が普通に夜七時半とかに放映されていたなとかなり驚きです。
しかも、これ、学研(学習研究社)の書籍「少年チャレンジ」での連載なんですね。
学研、冒険しましたね。

まいっちんぐマチコ先生、よく放映されていたなと、今になってネットで調べてみると、抗議活動かなりあったみたいですね(実写化されていることも初めて知りました)。
PTAからの苦情が多かったとのこと、まあそうだろうなとは思います。
でも、このまいっちんぐマチコ先生が夕飯時にテレビで放映されていた時代、なんだか恋しいです。
それだけ日本が様々なことに寛容な国だったのかなと……。

まいっちんぐマチコ先生、確かにお色気シーン満載ではありますが、決して裏はないほのぼのした温かい作品なんですよね。
そのストレートで健気な面白さを多くの方が理解していたからこそ、100話近くも放送が続いたのでしょう。

二年ぐらい後には今テレビで放映されている大半のものが規制されていそうな悪い予感、感じているのはわたしだけじゃないでしょう。

マチコ先生のまいっちんぐ出席簿
Wikipedia 妖怪人間ベム
Wikipedia ジャングル黒べえ
みなしごハッチ:タツノコアニメ
Wikipedia エスパー魔美
Wikipedia らんま1/2
あさりちゃんのへや
Wikipedia Gu-Guガンモ
Wikipedia ストップ!! ひばりくん!
Wikipedia 小公女セーラ
Wikipedia まんが日本昔ばなし


           

鳥居みゆきさん、大好きです。
おそらくこのblogで最も話題に上げてきた芸能人かと思います。
自由を体現する際どすぎるキャラクターとギャグ、そして類稀な美貌を武器にして己の道を突き進んでいます。
これからもずっと応援していきたいなと思う数少ない芸能人の一人です。

そんな鳥居みゆきさん、結婚していたんですね。

鳥居みゆき、結婚していた! ファンの前で電撃発表‐Yahoo!ニュース

正直、かなり驚いています。
旦那さん、どんな人でしょう。想像つかない……。
木下さんや包帯まみれの熊ちゃんばかりが頭をよぎってしまう……。
妄想結婚式とかって話じゃないですよね。

とにかく、おめでたいです。
そのキャラゆえに今後の芸能活動に難しさもあるかもしれませんが、旦那さんと二人三脚素晴らしき日々を送ってください。

これからも個性一杯なお笑い、提供していってください。

本当に本当におめでとうございます。

S&D STUDIO 鳥居みゆき
サンミュージック プロフィール 鳥居みゆき
Wikipedia 鳥居みゆき


 

ミルグラム実験

| カテゴリ:学問

昔、心理学というものをバカにしていた時期がありました。
どうしてかと言いますと、人間という生き物は先天的な要素においても後天的な要素においても千差万別であり、それを一くくりとして扱うことはありえないと考えていたからです。

しかし、歳を重ねるにつれてこの考えは変化してきました。

人間それぞれ価値観や考え方によって行動に違いがあるのは当たり前です。
ただ、行動を選ぶ際に無意識であればあるほど(反射に近づけば近づくほど)、振る舞いはかなり少数に大別できるのではないかと思うようになっていったのです。
また、意識的な行動であるにせよ、その根底にあるのはなかなかに拒絶しづらい本能的な要素であるように思います。
そう思うに至った理由は、実感、としか言いようがありません。
たくさんの人を見て、それぞれが確かな個性を持ちながらも、根底にある部分はあまり差異がないのかなと。

なんて徒然考えていると、ミルグラム実験というものを思い出します。
1961年にスタンレー・ミルグラム氏(以前六次の隔たりの記事でも名前出しましたね)により行われた「権威に対する服従」の実験です。
以下、その実験の手順です(ほぼWikipedia掲載情報の抜粋)。

/**************以下、実験の手順と結果***************/

手順1.
一般男性数十人を集める。集めた男性と同じ数だけの内部の人間(実験発案側)を用意する。
ただし、この際、一般男性側には内部の人間がいることは伝えていない(全員が一般参加だと思わせる)。
一般男性たちには学習効果についての実験という名目で集められたと説明している。

手順2.
一般男性と内部の人間を一人ずつのペアにする。
そして一般男性側を教師、内部の人間を生徒という役に就ける。
一般男性は自分が偶然教師側になったのだと思っている。

手順3.
教師と生徒を違う部屋に入れる。
部屋同士はマイクで会話可能であるが、相手の姿は見えない。

手順4.
教師は自分のペアである生徒に問題を出す。
生徒が答えを間違えた際に、教師は罰として生徒側に電流を流す。
最初15vの電圧であるが、間違えるごとに15vずつ上げていく。
教師側にはあらかじめ45vの電圧にて、罰がどの程度の衝撃なのか体験させてある。
つまり、自分が生徒に与えている罰がどの程度のものか想像しやすい。
生徒側は罰の苦しみで痛みを訴え続け、実験中止を望み、そして、無反応になる。しかしこれらの生徒の反応はすべて事前に録音されていたものである。
教師側はその反応が実際であると思いながら、罰を与えていく。

結果
実験中止を望んだ教師役には説得を試みる。
説得してもさらに中止を望んだ場合は中止とする。
40名の被験者のうち27名が最大値である450vまで電圧を上げた。
過半数以上が指示通りに生徒側に苦痛を与え続けたことになる。
さらに付け加えるならば、全員が300vまでは電圧を上げた。

/**************ここまで、実験の手順と結果***************/

似た実験としてよくスタンフォード監獄実験が挙げられますね。
一般の人を刑務所内の看守と受刑者の役に分けてどのように振る舞うかを実験したという話です。
こちらは有名な映画esの元にもなりましたので知っている方、多いでしょう。
es、見た後にはしばらく気持ちがどんよりなりますね。
ここまでどんよりする映画、わたしは他にはなかなか思いつかないです。

これらの実験が被験者に及ぼした悪影響というのはおそらく小さくないでしょう。
こういった実験に諸手を挙げて賛同するつもりはございません。
ただ、これらの実験から得られたデータが有益に活かされることは願っています。

立場が人を作るという言葉がありますが、良くも悪くもそれは確かかもしれないですね。

Wikipedia ミルグラム実験
Wikipedia スタンフォード監獄実験
Wikipedia es


先週、ARTs*LABo ポストカード展 03-下北沢-に行った記事を書きました。
パソコン上で様々な絵が見られる時代、それでもやっぱり直に紙上の絵を見ることには別の良さがあります。たとえそれがアナログ作品であってもデジタル作品であってもです。
昨日、新宿新宿紀伊國屋画廊にて開催されている佳嶋さんの個展へ行ってきました。

●佳嶋さん(サイト:ECHO)個展
佳嶋さん、4月23日にDelta of Venusという画集を発売されました。
今回の個展はその出版記念個展となっております(詳しくは佳嶋さんのサイトをご覧下さい)。
画集の出版って、素晴らしいです。
作品が多くの方に好まれているという一つの大きな証明であるわけですから。
今回の個展、そんな佳嶋さんの作品を存分に堪能できます。
作品に描かれた美しさは、幻想的でありながら強い生命感も持っていて、とにかく魅力的です。
紀伊國屋というと、当たり前の話これまでは本のイメージしかなかったですが、今後は店の名前や店舗から佳嶋さんの絵を強く思い出すだろうな。
このblogを読んだ方々、個展は29日(明日)までの開催ではありますが、ぜひ見に行っていただきたいです。

新宿紀伊國屋画廊


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わたしが魅了されたアニメOP・EDの紹介、今回はYAWARA!のOP1&OP2でございます。
これまで紹介してきたもの同様、超定番ですね。

YAWARA!、もちろんオリンピック金メダリストの谷亮子選手のことではございません。
浦沢直樹さん作による有名な柔道マンガでございます。
浦沢直樹さんというと、YAWARA!以外にもHappy!やMONSTERに20世紀少年など、本当にヒット作多数です。
現在のマンガ界を代表するヒットメーカーでしょう。
わたしも上述した作品はすべて読んでいますが、その中で一つ選べと言われるとYAWARA!です。
良作というのはこういう作品を示すんだろうなと思わされる作品です(良作の定義が難しいですが、感覚的に)。
爽快で、刺激を追い求めすぎているわけではなく、登場人物が面白くて人間味があって、そして感動的要素盛りだくさん……素晴らしい作品です。

このYAWARA!、原作同様にアニメも人気があったわけなのですが、OPとEDがどれも本当に素敵です。
マッドハウスの制作なんですよね(めちゃくちゃ歴史の古い会社なんですよね)。
映像がとてもオシャレです。いわゆる80年代のセンスなんでしょうが、今見ても色褪せていないな~と思います。
さすが a fashionable judo girl! ってな感じです。
ここまでオシャレ感覚を追い求めていたアニメOP・EDって、かなり稀なんじゃないでしょうか(特に当時は)。
歌も良曲揃いです。
YAWARA!と聞いてイメージ的に強いのは永井真理子さんですが、姫乃樹リカさん、今井美樹さん、辛島美登里さん、原由子さん、とにかく豪華ラインナップですね。

YAWARA!のOP・EDの中で個人的に最も好きなもの、一つに絞れませんでした。
永井真理子さんの「ミラクル・ガール」が主題歌である第1期OPと今井美樹さんの「雨にキッスの花束を」が主題歌である第2期OP、どちらも同じぐらい好きです。
第1期OPは「都立武蔵山高校時代」、第2期は「三葉女子短期大学時代」なんですが、それぞれの特徴をうまく表現しています(第4期まですべて続けて見るとなお良いです)。
まだ無邪気さ一杯の第1期OPと一気に大人っぽくオシャレになった第2期OP、甲乙つけがたい良さです。
雨にキッスの花束をって、作曲KANさんなんですよね。KANさん、愛は勝つの印象が強いですが、本当に他にも良い歌たくさん作っています。

YAWARA!、このblog記事を書いていてまたアニメ版見たくなってきました。マンガは家に全巻あるのでいつでも読めるのですが。

これまでたくさんのマンガを読みましたが、YAWARA!の主人公である猪熊柔さんはトップレベルに魅力的な女性キャラクターです。

Wikipedia YAWARA
KAN オフィシャルウェブサイト - www.kimuraKAN.com


        

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春というのは環境の変化激しき季節です。
他の国はともかく、日本は桜の季節に合わせてなのか春に卒業や入学、入社がございますので。

もちろん、春以外にも環境の変化はございます。
細かく見れば、日々は環境の変化の繰り返しです。
時間が一秒進んでいる時点でそこにはある種の環境の変化があるわけですし。

環境の変化とは精神的にも肉体的にも新鮮な喜びがあります。
同時に、ストレスも生じやすいでしょう。
わたしも小さな環境の変化は頻繁に実感しています。
特に今年はそんな機会が多そうです(私的な話です)。
環境の変化で疲れてめげるときがあります。
でも、わたしに環境を感じているときは、大抵、周囲も環境の変化を感じているんですよね。
たとえば、社会人は、ある人が退社のとき、周りの人はそのある人がいなくなるという環境の変化を迎えます。
たとえば、学生時代、ある人が卒業のときは周りの同級生だって同じように卒業です。
指導してくださった先生たちだって、それまで教えていた学生たちが去っていくという環境の変化の中にいます。

「自分の環境の変化と人の環境の変化は背中合わせである」そう考えると、少し前向きになれます。

環境の変化のときには、モダンチョキチョキズの「自転車に乗って」という歌が個人的にぴったりです。
クリスマスソングなのでかなり時期はずれではありますが。
モダンチョキチョキズ、活動停止したの1997年なのですね。もう十年以上前か~。
かなりよい歌を歌っていると思うのですが、知名度が低すぎるんじゃないかな~と。

皆様にも様々な環境の変化があるかとは思いますが、辛いときは、自転車に乗って歩きだす様なマイペースさを思い出してほしいです。

♪以下、自転車に乗ってより抜粋♪
自転車に乗って、歩きだす様な
そんな速さの幸せがいいな
自転車に乗って、走ろう
苦しい時は Ha...
ママの涙を力に替えて

Sony Music Online Japan : モダンチョキチョキズ
Wikipedia モダンチョキチョキズ


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青春Bでクリエイターの方々のリンクをするようになってから約一年半が経ちます。
現在は100以上のサイトにリンクさせていただいていて、over3.14にてその方々の活動情報を掲載させていただいております。
本当に皆様積極的に活動されているなと、かなり刺激を与えてもらっています。
昨日も展示会にお出かけしてきましたので以下報告でございます。

●オオタニヨシミさん(サイト:funarium)ポストカード展
ARTs*LABoさんが実施しているポストカード展に行ってきました。
約90名の作家さんによる900種類以上のポストカードの展示、及び販売イベントです。
リンクさせていただいているオオタニヨシミさんのポストカードが一番の目的でした。
オオタニさんのイラスト、大好きなんです。和的な要素と洋的な要素がうまく絡まっている感じが心地良いです。
もちろん他の方々のポストカードも手にとり、惹かれたものをいくつも購入させていただきました。
個性的なポストカードが所狭しと並んでいる光景に興奮・感動です。
(前回のARTs*LABo ポスカ展02-下北沢-の際も同じような素晴らしき気持ちにさせていただきました)
90名の作家さんがそれぞれの思いを詰め込んでいるわけで、その思いが壁を埋め尽くし空間を埋め尽くしているわけで、ひたすらに熱いものを感じます。
こういうイベントを自分で開催してみたいな……こういうイベントに自分で参加してみたいな……という気持ちになりますね。
4月23日まで開催されていますので、ぜひぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

ARTs*LABo ポストカード展 03-下北沢-

地デジ移行カウントダウン

| カテゴリ:ニュース

わたしテレビをほとんど見ません。
4月にプロ野球セリーグの開幕戦を見るために久々にテレビ点けて、でも巨人が負けたからそれ以降見ていません。

どうしてテレビを見ないのかと言われたなら、気が乗らないからでしょうかね。
(パソコンで見るしかないのも理由の一つかもしれないです)
別にテレビという存在そのものを否定する気はありません。
漫画を読んだり喫茶店でぼうっとしたりの方をわたしは選んでいるというだけ。
単純な個人の趣味嗜好の問題です。

実際には知らないだけでわたしの超好みの番組が放映されていたりするのかもしれないわけで
「気が乗らないなんて台詞は全テレビ番組を見てから言いやがれ」
とテレビ愛好家に言われたならどうしましょう。
「サッカーの応援する前にフットサルのルールを覚えなさいな」
とでも答えればいいですかね。
ああ、その人がサッカーの応援していなかったらどうしよう。

なんかやたら前文が長くなってしまいました。
以下、本題でございます。

テレビって、2011年にアナログ放送が終わって地上デジタル放送が始まるんですよね。
専用テレビあるいは専用チューナーが必要になる、秒単位でのタイムラグが発生する、新東京タワー設立に伴い家のアンテナの向きを変えなければいけない等など、問題は山積みのようですが。
テレビを見ていないわたしが言っても説得力ないですが、今回の移行、けっこうなビッグイベントですよね。
アナログからデジタルへの移行を少しでもスムーズに進めるためにこの件について周知徹底しなければいけないでしょう。

でも、このニュースはさすがにやりすぎではないかと感じたのです。

asahi.com「アナログ放送終わります」テレビ画面に常時字幕へ

要は、今年の7月24日より、アナログ放送の画面には常時「アナログ」の文字を表示し、時折画面下部に「アナログ放送は2011年7月24日で終了します」という文言を表示するって話です。
リンク先のニュースの中に
"民放には「広告主の理解を得られるか」(キー局幹部)との懸念もある"
という文章があるんですが、その前に制作者や視聴者の理解を得られるかが重要ではないのでしょうか。
好きな番組を見ているときにテロップが流れたりしたら正直不愉快ですよね。
美しい景色上にアナログって文字があったなら、美しさが損なわれます。

テレビ視聴率の低下というものがずっと言われ続けています。
その理由として「価値観や娯楽の多様化」や「再生機器・録画機器の普及と進化」等がよく挙げられます。
それらの理由が大きな要因であることを否定する気はないです。
ですが、疑問に思うのが「番組の質はどうなのか」というところですよね。
インターネット含む通信機器の発展によってテレビや雑誌という既存メディアが持つ優位性というのは失われつつあります。
つまり、質で勝負していかないといけない時代だということです。

わたし、テレビ、新聞、雑誌、ラジオというメディアの存在については肯定派です。
誰でも自由な情報発信ができる時代だからこそ、こういった主要メディアが確かで高品質なものを届け、国民を先導していく必要があるでしょう。
テレビはそんな主要メディアの中で最も影響力が強い存在だと思われます。
だからこそ、今回のニュースには首をかしげてしまうのです。
テレビという存在について肯定はしても、現在のテレビ業界を肯定しているかと問われると……。

テレビ上での字幕表示は情報伝達手段としてはこの上なく確実でしょう(テレビを見る人を相手としてのという限定条件はつきますが)。
けれど、質の低下も免れないでしょうね。
画面上の無関係な文字って、かなり気になるものですから。

ちなみに余談ですが、アナログとは連続のこと、デジタルとは非連続のことでございます。

社団法人 デジタル放送推進協会

3月14日より始まりました青春Bのリニューアル、コンテンツを一つずつリニューアルしてきました。
ついに最後のコンテンツのリニューアル、今皆様が見ているこの雑記blog‐青酸カリ カラメルシロップ味‐です。
デザインを全面変更いたしました。
ヘッダーイラストはkojiさんによるものです。
素晴らしい出来で感激しています。

せっかくのリニューアル、この機会に本blogについて色々書いてみようかと思います。

まず「青酸カリ カラメルシロップ味」というタイトルの意味について。
冷静に考えてみると、けっこう際どいタイトルなのかもしれないですね。
これは青春Bのアバウトのページに書いていますが
「生きていく中には辛いことがあります。でも、辛いことがあると同時に、楽しいことだってあります。バランスがどうあれ、日々とはその二つが混在しているものです。辛いことの比喩として「青酸カリ」楽しいことの比喩として「カラメルシロップ味」を選んでコンテンツ名としました」
という意図でつけられたものです。
内容的には青酸カリにもカラメルシロップにも関係ありません。

ちなみにこのblog、Googleにて「青酸カリ」で検索しても「カラメルシロップ」で検索しても1ページ目に表示されるんですよね。
さすがタイトルに使われている単語、SEO効果高いですね。
「青酸カリ」「カラメルシロップ」のいずれかで検索した人の期待にはまったく応えられない内容ですけれどね。

青春Bはクリエイティブライフを推進するためのサイトなのです。
けれど、このblogの内容は直接的にはクリエイティブライフ推進にあまり関係ないことばかりです。
それではどうして運営しているかというと、青春Bを頻繁に訪れてくれる方のために更新頻度の高いコンテンツを用意しておこうという思いからです。
せっかく来て下さったのにどこも更新されていないと少し申し訳ないですから。
「面白くない内容を頻繁に更新されても意味がない」
なんて思われていそうで震えていたりもするんですけれどね。

インターネット上には人気のblogが数多くあります。
それらのblogは大抵ある一貫したテーマを持っている場合が多いですが、この青春Bのblogには一見それがありません。
雑多な内容です。
ただ、とにかく、楽しいことをたくさん書いていきたいなという思いは強く持っています。

今後、皆様に少しでも有意義な時間を提供できるようさらに更新していこうという気持ちでいます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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ITmediaに面白い記事が掲載されていました。
伝説の作品「サルでも描けるまんが教室」通称サルまんの著者(相原コージさんとの共著)である竹熊健太郎さんが著作権について語っています。

「漫画トレースもお互い様だが……」 竹熊健太郎氏が語る、現場と著作権法のズレ‐ITmedia News‐

竹熊健太郎さんと言えば、わたしはファミ通のアレ(仮題)がかなり思い出深いですね。
羽生生純さんの独特な作画と竹熊健太郎さんの独特な原作でゲーム業界を描いたマンガ、かなり笑わせていただきました。
桃太郎イン・ガンジスは本当に爆笑したわ~(単行本限定ですかね?)。
当時のファミコン通信はこのマンガに限らず本当に面白かったな~。
ゲーム帝国はわたしが知る中でトップレベルに面白いテキストコンテンツでした。

ちょっと話が逸れましたが……
そんな竹熊さんの著作権についての考え方、現場の声が多分に含まれていてかなり興味深かったです。

著作権問題、インターネットが普及した時代においてかなりホットな話題なわけですが、その割りに現場の声って少ないように思うんですよね。
それがずっと疑問だったのです。
(よっぽどの大御所でない限り、著作権について語ると偉そうに思われるから言いづらいのかなぐらいにしか考えていませんでした)
この記事を読んでその疑問がけっこう解けたように思います。

ネット社会が進む現代、著作権適用年数についての議論等、さらに白熱していくことでしょう。

竹熊さんの著作も今回紹介した記事も要チェックでございます。

社団法人 著作権情報センター
Wikipedia 竹熊健太郎
ファミ通.com
Wikipedia ファミ通
hanyu-New ハニュ-ニュウ
Wikipedia 相原コージ


 

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概要

青春B運営メンバー多口カタンによる雑記blogです。
自己紹介はこちら。開発物をまとめたものはこちら
 
ヘッダーイラストはkojiさん制作です。
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