2011年3月アーカイブ
東北地方太平洋沖地震にて被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
被災地ではない場所にお住まいでも、かなりの精神的、肉体的緊張を感じていられる方がとても多いのではないかと思います。
そういった方々も少しでも早く穏やかな日常を取り戻せますよう、願っております。
私自身は東京二十三区内に住んでおり、特にこれといった被害はなく日々を過ごせています。
疲れはあるものの普通に仕事をこなし、普通にご飯を食べて生きています。
本当に幸せなことです。
ただ、こういった状況ですので、色々と思うところはあります。
まず原発の件については、専門家ではないので、
誰かが「おそらく安心だろう」と言っていれば「おそらく安心なのかな」と思ってしまいますし、
誰かが「ものすごく危険だ」と言っていれば「ものすごく危険なのか」と思ってしまいますし、
つまりはもう気持ちが揺れ続けている状況なのですが、とりあえず私が常に考えているのは「自分より若い人に見せても恥ずかしくない毅然とした大人でありたい」ということぐらいです。
得た情報を自分なりに冷静に咀嚼して、それを元にして冷静に行動するしかないと思っています。
東京で発生している買い占めの件については、それは褒められた行動ではないと思いますが、ただ、今の状況下だと心理的にはやむをえないかなとも考えています。
私は東京にそれなりに長く住んでいますが、東京という都市がここまで暗くなるのも、東京の店からこれだけ物がなくなるのも初体験です。もちろん東京といっても広いので場所によるとは思いますが。
「これまでの東京が異常だった」と指摘されたならそれを否定するつもりはないんですが、とにかくこれまで普通だったことが普通でなくなるというのは精神を多分に乱されますし、その上でこれだけニュースから悲観的な情報が絶え間なく流されているのですから、買い占めに走ってしまう心境は想像できます。
こんな状況下ですので、自分以外の誰の行動や言動についても一定の理解は示せますし、同時に、自分以外の誰の行動や言動についても一定の理解しか示せないなと実感しています。
立派な意見でも、一見すると立派ではないと思える意見であっても、同じようにしか目に映らないという感じです。
これだけの災害の後ですので、残ることができた者として、できるだけ多くを学ばないといけないなとよく考えます。
ただ、なにを学べたかと考えると、ほとんどなにも学べていないような気になってしまいます。
それなりに学べたものを挙げるとするなら、こういった状況下において
「自分がどういう精神状態になるか」
「社会がどのように回るのか」
を目の当たりにできたことでしょうか。
人に見せても恥ずかしくない自分、未来の自分が見ても恥ずかしくない今の自分であることを心がけつつ立ち止まらないように生きていければなと思います。
まあ、災害前と同じ心構えではあるんですが。
良きにせよ悪しきにせよ、災害前の自分と根本は変わっていません。
と、blog記事をしたためてみたものの、ここに書いた内容なんてすでに誰かがどこかで言っているようなことでしょう。
なので最後に私にしか書けないことを書くとするなら
「私は私の周りにいる皆さんのことが大好きです」
温かく接してくださる方々に心より感謝申し上げます。
---------連絡事項---------
災害と関係なく、スケジュール的な問題で現在、ほとんどTwitterを見ることができていないです。
この状態がいつまで続くか未定でして、すぐに戻れるかもしれませんが、もしかするとしばらく遠ざかることになるかもしれません。
なのでもしも連絡事項ありましたらSkypeかTwitterのDMかメールでお願いいたします。
Skype IDは会ったことのある方あるいはTwitter等で交流ある方であればご連絡くだされば折り返し連絡させていただきます。