格安オンライン英会話RareJob(レアジョブ)の感想まとめ

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※こちらはRarejob利用開始一ヵ月時点での感想記事となっております。
2010年2月24日、半年経過時点でのRarejobの感想をまとめましたので、よければ合わせてご覧下さいませ。


「TOEICで800点後半ぐらいまで行ったら英語活用のための勉強に力を入れよう」と前から思っていました。
6月受験のTOEICにて850点まで行きましたので、オンライン英会話レアジョブというオンライン英会話サイトの会員になりました。


TOEIC850点までの勉強法についてはTOEIC850点までの8ヵ月強(310.9時間)のまとめをご覧下さい。


数あるオンライン英会話の中でRareJobを選んだのは、安いからです。
5000円で毎日25分会話ですからね。1ヵ月31日とすると、1回当たり161円ですよ。
毎日ジュース一本我慢すればほぼレッスン代がまかなえる計算ですよ(我慢しないけれど)。


とにかく、英語で話すことに慣れたいが目的なので、話し相手に対するこだわりは薄かったんです。
「じゃあ話し相手をネット上で探せばいいじゃん。いくらでもいるでしょう」
と言われてしまいそうですし、それはまあもっともなのですが……
お金を払って話している相手であればさほど気を遣わずに済むので!


RareJobの会員になって一ヵ月は経ったので、以下にこれまで使ってのまとめ記事書きます。
自分が始めるとき、RareJobの評判・口コミを探した際、有名なサービスの割には欲しい情報が少なかったので、私が書くこともまあ意義があるかなと(私の探し方が下手だったというだけ?)。

まずRareJobについて簡単に

フィリピン大学の学生・卒業生とのSkypeを使用しての英会話サービスです。

フィリピン価格での授業料のため、日本国内で英会話学校に通うよりも非常に安い。


毎日25分コースで5000円、毎日50分コースで8000円、週末25分コースで3000円、週末50分コースで5000円。
毎日25分コースなら25分当たり161円、毎日50分コースなら25分当たり129円(1ヵ月31日として毎日レッスンを受けた場合)。


初期費用はSkypeのヘッドセットと、使うのであればテキスト代。
すでにヘッドセットを持っていてテキストを使わないのであれば受講料以外はかかりませんね。入会費もありませんので。

ちなみに、似たようなサービスはRareJob以外にもたくさんあります。
英語でしゃべり隊クラブとかEnglishtown等。
RareJob含め、多分だいたいは無料体験レッスンを実施していますので、それぞれ試してみて比較するのが良いかと思います(RareJobは無料体験レッスン2回です)。

講義時間・予約について

平日の講義は21:00〜24:55までしか行われません。

土日は平日の時間帯に追加して9:00〜11:55も可能です。


予約はオンラインから簡単に行えます。
レッスン予約のページの各講師のスケジュール表にてOPENと書いてある箇所が予約可能時間帯です。


毎日25分コースは1回分まで、毎日50分コースは2回分までしか予約できません。
つまり、たとえば毎日25分コースの場合、毎日講義を受けるならば、8月31日の講義の予約は8月30日の講義終了時までできません。


そのため、人気の講師のレッスンを毎日予約するのは至難の業、というかほぼ無理?
ブックマークとして20人までの講師を登録して、登録した講師のみの予約状況を一覧で見られるのですが、いつも翌日のレッスンはけっこう埋まっているイメージです。


また、予約できたとしても、RareJob側の都合(通信確保困難や講師の体調不良等)による講師振替もあります。
これまでやった感じでは、10回に1回あるかないかぐらいかな?
サンプリングするにはまだ期間短すぎですね。
どの講師を予約するか、どの時期かにもよるかと思いますので。

授業開始までの流れ

予約ページにて授業を予約して、レッスン開始時刻の5分前までにSkypeにログインします。

するとレッスン開始時間に担当講師からコールされます(講師によってはコール前にチャットでAre you ready? みたいに聞いてきます)。


ちなみに、講師一人ずつSkypeのアカウントを持っているみたいでして、たくさんの講師と授業すればする程SkypeのコンタクトがRareJob関係でいっぱいになっていきます。
「いつの間にこんなに友達増えたんだろう?」と勘違いしてしまう勢いです。
グループ分けするなりRareJob用のアカウントとするなりしてうまく整理してください。


リストへの追加を拒否して通話のみというのもありなのかな?

授業中の流れ

まず最初に挨拶、続いて授業の開始です。


挨拶の段階で
「音ははっきり聞こえてる?」
「今日はどんな日だった?」
「夕飯はもう食べた? なにを食べた?」
「週末の予定は?」
みたいな質問をしてきます。で、こちらはそれに答えます。
別にこのやり取りを25分続けてもいいでしょうし、1分で切り上げてもいいでしょう。


初めて講義を受ける講師の場合には互いに自己紹介したりもあります。
「趣味はなに?」
って聞かれて
「音楽を聴くのが好き」
って答えると
「誰が好きなの?」
ってさらに質問されて
「Lady GaGaが最近は好きだよ」
って答えるとほぼ100%の確率でSkype越しにPoker Faceを口ずさんでくれました。
フィリピンの人はみんな歌がうまいな〜。
「You are good singer!」
って言うと喜んでくれますよ。


なんか話が脱線しましたが、要はかなりフランクだってことです。


簡単な挨拶の後に講師から
「今日はなにをする?」
「昨日の続きでいいかな?」
みたいな質問をこれまた英語でされて、答えて、授業開始です。


授業については別に教材なしでのお喋りでも、こちらでWeb上から意見を交わしたい題材を見つけて提示してやり取りでも、そこはかなり自由なようです。
教材を使用しながら間にお喋りを挟んだりもできます。


講義風景が動画で用意されていますので、ご参考までに。
初級者、中級者、上級者それぞれの講義風景


カメラの使用も可能なようですが、私はカメラを使ったことは一度もないです。
カメラを使うように促されたこともないです。
Skypeのプロフィールに写真を掲載した方が良いよと言われたぐらいです。掲載していないですけれど。


相手の口の動きも見たいという方はカメラを使いたいと伝えれば良いのではないでしょうか。
カメラと音声がずれそうな気もしますが。

教材について

推奨教材はSIDE by SIDEという書籍のようですが、RareJobオリジナル教材も用意されています。

初心者用教材中級者用教材です。


初心者用教材はI am a studentという非常に簡単な例文からスタート。
ただ、講義中は文法の説明も英語。
I am〜がわからない状況では講師の文法説明もわからないでしょうから、RareJobのみでこのレベルの文法を身につけようはちょっとお勧めできないかなと……。
私はこのレベルは飛ばしてしまったのでわからないですが、もしかするとそれ相応の教授メソッドが用意されている……かも……しれないですが……。
あと、講師によっては日本語での説明をしてくれるのかな?
(私は講義中に挨拶と固有名詞以外の日本語を聞いたことは一度もないです)


文法や単語力はある程度身につけた上で、そのアウトプットの練習のためにRareJobを使用するのが良いように思います。

講師の質について

様々です。


「fの音がhになってしまっているよ」
「アクセントもしっかり真似して」
「文章の内容に合わせてもっと声に感情を込めよう」
と指摘してくれる講師がいれば、なにも指摘せずにどんどん話を先に進める講師もいます。


話を盛り上げてくれる講師がいれば、淡々と進める講師もいます。


正直、講師毎の違いは大きいという印象です。


いい講師の見分け方は……
予約のたくさん入っている講師は人気の方なのでしょうが……
予約がたくさん入っている講師は予約がとりづらいんですよね、当たり前ですが……
一人の講師に縛られることなく、色々な講師と積極的に出会い、自分の希望するようなタイプの人を見つけ出すしかないかと。
一ヵ月、毎日違う講師の授業を受ければ、そのうち数人ぐらいはお気に入りの方が見つかるのではないでしょうか。


ちなみに、この記事を書いている時点(2009年8月27日)での講師数は786人です。

訛りについて

RareJobにてやり取りする講師陣はフィリピンの方々です。

それでフィリピンの訛りがどうかと言うと……
訛り云々はともかくとしまして、聴きとりやすい、聴きとりづらいはかなりあるかな。
TOEICの教材に慣れた私、最初の一回目の講義は思った以上に聴きとりづらくて戸惑いました。
こんなに聴きとれないものかと。


ただ、私の場合は、現状、話し相手にさえなってくれればとりあえずはいいので、そんなに気にしていないです(まったく聴きとれないとさすがに困るけれど、それはないので)。


講師紹介にて各講師の自己紹介を聴くことができますので、こちらで判断すると良いかと思います(声の掲載されていない講師もいます)。
フィリピン大学での学科毎の検索も可能ですので、専門知識について深く話したい人はご活用を(講師たちが深く大学で学んだのかは知らないですが)。

音質について

これについてはRareJob側でどうこうできる問題ではないでしょうが、音質が悪いときも少なからずあります。声が途切れたり、ノイズが入ったり。


他のオンライン英会話教室だってSKYPEを使っている以上は同じようなものでしょう、きっと(まさか海外と日本の間に専用回線引いていたりはないでしょうから)。
国内同士の通話のときには音質が悪いと感じることはほぼないので、わたしのマシンの設定は大丈夫なはず。


音質が悪いことを講師に告げると、一度通話を切断して繋ぎ直したり、調整を試みたりはしてくれます。
ただ、それで音質が改善されるかというと……通信回線の問題なのか、やはり厳しい。


まったく聴きとれないぐらいに音質が悪かったことはこれまでに一度もないですが、もしもそういった状況になりましたら、RareJobの人に問い合わせるしかないですね。


よくある質問レッスン中のトラブルに関する質問にトラブル時の対処法等について記載されています。


あと、音質とは話が外れますが、せっかくのパソコンなのですから音声を録音して後で聞いて自分の発音を確認するのも良いかと思います。

挨拶等

さすがに挨拶もなにも知らない状況で受けるとかなり厳しいと思いますので、以下、挨拶含め基本的な言い回しを余計なお世話と思いつつおまけとして少々……。

もしも間違った解釈等ありましたら指摘いただけるとありがたいです。


・会ったときの挨拶
「Good morning.」 (おはようございます/こんにちは)
「Good evening.」 (こんばんは)
「Nice to talk with you.」 (お話しできて嬉しいです)


「Good morning.」は朝の挨拶ではなくて午前中の挨拶のため、二つの意味を併記しておきました。


「Good morning.」「Good evening.」を書いておいて「Good afternoon.」を書いていないのは、RareJobのレッスン時間帯では使わないからです。


通常は初めて会うときは
「Nice to meet you.」
二度目以降に会うときは
「Nice to see you.」
が挨拶としては一般的なのかもしれないのですが、Skypeでのやり取りであり実際に会っているわけではないのでいまいち適さないかなと思うのです。


・調子を聞かれたときの返事
「I'm very well.」 (元気です)
「I'm good.」 (元気です)
「I'm OK.」 (まあまあです)
「I got tired.」 (疲れています)


・講義の最後の挨拶
「It was nice to talk with you.」 (お話しできて嬉しかったです)
「Good bye.」 (さようなら)
「Good morning.」 (さようなら)
「Good evening.」(さようなら)
「See you again.」 (またね)


「Good morning.」は午前中のお別れ、「Good evening.」は夜のお別れです。


・お礼
「Thank you.」 (ありがとう)
「I'm grateful for your help.」 (協力ありがとうございます)
「I can't thank you enough.」 (なんとお礼を言ったらよいか)


別に「Thank you.」だけでいいでしょうが、いつも同じだとつまらないかと。


・講義で困ったとき
「Sorry?」 (もう一度言ってもらえますか)
「Would you type that , please?」 (タイプしてもらえますか)
「What dose 単語名 mean?」 (〜はどういう意味ですか)
「What do you mean by 単語名?」 (〜はどういう意味ですか)

まとめ

私は一利用者として満足しています。

あるいは自分が上級者になったなら不満も出てくるかもしれませんが、現状は会話については完全に初心者なので、しばらく続けるつもりです。
現状はコストパフォーマンスを上回るほどの不満がないので、いいサービスだと素直に思います。


「英語を習いたい」という受動的なスタンスではなく
「会話を通じて英語力を身につけていこう」という能動的なスタンスでないと効果が薄いかなと。
(もちろん、受動的だと効果がないとは言いません)


まだ短い期間ではありますが、色々な講師の方と接した感想としまして……
どの講師も非常に良い方ですが
「教えてくれる人」
ではなく
「質問には丁寧に対応しアドバイスをしてくれる話し相手」
といった感じですので。


始めてまだ少ししか経っていませんので、またもっと長くやって気づいた点等ありましたら記事として書くかもしれません。


この掲載情報が皆様のお役に立てば幸いです。

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