2008年9月アーカイブ

新コンテンツ始めました

| カテゴリ:青春B

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9月19日は苗字の日です。
1870年(明治3年)に平民も苗字を持つことが許された日だそうです。
記念すべき日ですね。
今でこそ当たり前である苗字が、138年前まではなかったと思うと、感慨深いものがあります。
ということで、138年前の今日に民衆が苗字をつけ始めたのと同じように、本日、青春Bは新コンテンツを始めました(実際には1870年9月19日以降も苗字をつける者は少なく、1875年に義務化となったそうですが)。

新しいコンテンツは
クリエイティブグッズ配布‐実物大世界地図‐
です。

クリエイティブグッズ配布‐実物大世界地図‐

名前の通り、クリエイティブなものを配布していこうという趣旨のコンテンツです。
皆様の生活をぜひぜひクリエイティブに彩ってもらいたいなと。
現在は壁紙とブログパーツのみですが、これから携帯待ち受けだったりとか少しずつカテゴリを増やしていきたいなと考えています。
今回の新コンテンツは、青春Bというサイトを運営する中で構想していたコンテンツ群の最後の一つとなります。
これでやっと設置したいと思っていたコンテンツがすべて揃った形です(それぞれの内容の充実度は別として)。
なので、今日から青春Bの本スタートだというような気持ちでいます。
青春B的に新たな始まりです。

今回のコンテンツは、青春Bというサイトの性質上、本当はもっと早くあるべきだったかもしれません。
タイミング等の問題あってなかなか開始することができませんでした。

配布されているクリエイターの世界が詰め込まれた地図(作品)たちが、皆様の良い道しるべとなりますように……。

今後とも青春Bをよろしくお願いいたします。

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日本と言えば誰がなんと言おうと漫画大国なわけです。
「漫画なんて子どもの読む者よ」なんて気取っているシロガネーゼだって若かりし頃に読んだ純情クレイジーフルーツを思い出して高校時代を懐かしむ国です、きっと。
そんな漫画大国において、現在連載中の三大ギャグ漫画と言えば、聖☆おにいさんデトロイト・メタル・シティ、そしてピューと吹く!ジャガーです(青春B調べ)。

このblogで何度も取り上げていますが、ピューと吹く!ジャガー大好きです。うすた京介さん作品が大好きです。
ギャグ漫画の歴史を大きく変えた人だと思うんですよね。
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさんが週刊少年ジャンプで連載始まったときは、本当に衝撃的だった。
(同時期に連載されていた木多康昭さんの幕張も別の意味で衝撃的だった。叶親君の○ン○○の○○○ぽ○○黒でした!!)。

そんなピューと吹く!ジャガーがアニメ映画化されるそうです。
DVDと同じ、蛙男商会制作ですよ。オリジナル脚本で2009年新春公開予定。
めちゃくちゃ楽しみです。
実写映画も見に行きましたが、今回のアニメ映画も絶対行きます。
ジャガーさんは野菜と一緒に世相も斬るすごい人なんですよ。

映画「ピューと吹く!ジャガー」公式サイト
うすた日記


  

   

ついに9月も半分です。これで1年間の17/24が終了ですね。
早いものです。
残り7/24ですよ。
ちなみに余談ですが、24/7は英語で"いつだって"みたいな意味です。24時間が一週間(7日間)ぶっ続けってことです。
そういえば、The Beatlesは Eight Days a Weekと歌っていた~。一週間に8日分の仕事を詰め込んだぐらいの忙しさだったそうです。

話が逸れましたが、芸術の秋真っ只中、素晴らしいグループ展に行ってきました。
"Girls Illust Exhibition#2"というガールズイラストをテーマにしたグループ展です。
アートコンプレックス・センター(The Artcomplex Center of Tokyo)という場所で開催されていました。最寄り駅は四谷三丁目や信濃町です。
リンクしているクリエイターさんであるイチハラマリコさん等、10名のクリエイター様が参加されていました。

●イチハラマリコさん(サイト:☆ストロベチカ☆)

わたしはイラストを見るのが好きです。まあ、だからこういうサイトを運営しているわけです。
普段からネット上でたくさんのイラスト眺めています(本当は展示会にもっと行きたいんですけどね)。
そんな中でよく思うのが、女性を描いたイラストって男性を描いたイラストよりずっと多いなってこと。
さらに言うなら、少年を描いたイラストより少女を描いたイラストが多い。
"男性が少女を描き、女性が少年を描く"ことが多いわけではなくて、男性も女性もガールズイラストが多いんですよね。
わたし自身は絵を描かないので描かれる方の気持ちはわかりませんが、少女というのは表現媒体として特別ななにかがあるのでしょう。

そんなガールズイラストをテーマとした今回の展示会、それぞれの方が様々な"少女"を個性的に描いていました。
スタイリッシュだったり、乙女チックだったり、ボーイッシュだったり、エロティックだったり、クールだったり……なんだか覚えたての単語を羅列する小学生みたいな表現になってしまいましたが、それぐらいにバラエティ溢れる内容だったと思っていただけたなら……。
今回再認識したのは、いつも書いていることですが、やっぱり実物を見ないと作品の魅力が伝わってこないなということ。うちのディスプレイの解像度とかあるいは作品を取り込む際のスキャナの質にも左右されるのでしょうが、ネット越しじゃ本当の良さはわからないですね。本当の良さというか、作品の魅力が1/10000000000すらわからないような気持ちにもなりますよ。


最後になりましたが、今回訪れたアートコンプレックス・センターというところ、カフェだったりとかの建物全体がアートな雰囲気でとても心地良かったです。また別の機会に足を運びたいなと思っております。
詳しくはWebサイトをご参照くださいませ。
The Artcomplex Center of Tokyo

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銀河旋風ブライガーはWikipediaによると"日本のテレビアニメで初めてベッドシーンが描写された作品"だそうです。
ちなみに前にこちらで紹介しましたDAICON 4は"日本のアニメで初めて乳揺れシーンが描写された作品"だそうです。
ということで、今回はわたしの大好きなアニメOP・EDの紹介です。
以下、過去の記事の一覧となっています。下に行くほど新しい記事です。


銀河旋風ブライガーは1981年~1982年にかけて放映されました。J9三部作の一作品目です(他の二つは銀河烈風バクシンガーと銀河疾風サスライガー)。
J9という名前の始末屋グループが悪を退治していくというストーリーです。
二十年以上前の作品ではありますが、スーパーロボット対戦シリーズにも参戦しているので、知名度は若い人の間でもけっこう高いんじゃないかと。

銀河旋風ブライガーは音に強いこだわりがあります。
一枚のレコードを聴いているようなアニメを作りたいという思いで制作開始されたそうです。
作品の音楽はアニメ音楽界の偉人である山本正之さんが担当されています(ヤッターマン実写版の主題歌決定おめでとうございます!)

そんな銀河旋風ブライガーのオープニングはとにかく"熱い"です。
柴田秀勝さんによる渋くてかっこいいナレーションから始まり、テンポも展開も速い映像と音楽は、思わず見入ってしまいます。
"気づくとオープニングが終わっている"ぐらいに見入り、何作ものオープニングをまとめて見たかのような満足感が得られます。
歌がうまいとか絵がうまいとかそういう次元ではなく、なんかテレビの前で歌いたくなるんです。
楽しい気持ちにさせられます。

ちなみにJ9という名前の由来は、この作品の構成や脚本を手がけた山本優さんが「ソニーのビデオデッキSL-J9が買えなかったから」だそうです(作品内ではアステロイドベルトのウエストJ区9番地に集結したからです)。

Wikipedia 銀河旋風ブライガー
Wikipedia 山本正之
スーパーロボット大戦 公式サイト[SRW]

  

ハートのエースが出てこない

| カテゴリ:頭脳クイズ

ハートのエースが出てこないキャンディーズの名曲ですので、よろしければ聴いてみてください。
L・O・V・E 投げキッス(曲違い)。
アイドルという肩書きの芸能人はたくさんいるけれど、本当の意味でのアイドルってこの時代が最後と思うのはわたしだけ?
ここまでと以下の本文とは関係ないです。本文はダイヤの話です。


人づてに面白い頭脳クイズを聞いたのでご紹介します。
かなり有名な問題だそうですが、わたしは初耳でした。

それでは、久々の頭脳クイズです。

第十二問! QQQのQ~!!

question:
今、手元に52枚のトランプがあります。
52枚の内訳はハート、ダイヤ、クラブ、スペードがそれぞれA~Kの13枚ずつです。

今、裏向き(マークも数字も見えない)の52枚のトランプのうちの1枚を引きました。
引いた1枚を裏向きのまま、伏せておきます。
さらに3枚のトランプを続けて引きました。
この3枚のトランプのマークは表を見るとすべてダイヤでした。

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さて、最初に引いて裏向きのままのトランプのマークがダイヤである確率はいくつでしょうか。

answer:
以下、白文字にて解答を書いています。
解答を知りたい方はマウスで選択して文字色を反転させてください。


二つの考え方があります。

まず一つは、答えは1/4であるとする考え方……
この最初の1枚を引いたとき、ダイヤである確率は1/4です。
たとえその後に何枚引こうが、最初の1枚を引いた時点での確率が1/4であることに変わりはありません。
なぜなら、すでに過去のことであるから。
未来の行為によりすでに過ぎた出来事の確率が変動することはないという考え方です。

もう一つは、答えを10/49とする考え方……
要はダイヤ3枚を引いているため、残ったトランプは49枚で、そのうちにダイヤは10枚あるからということです。
確かに、裏向きのトランプが49枚残っていてダイヤが3枚引かれた状況を考えると自然な解答に思えます。


では、どちらの解答が正答であるかということになると、この問題の場合だと後者と考えられます。
それは、3枚ダイヤが出た後に確率を尋ねているからです。
腑に落ちない方もいらっしゃるかもしれないですが、以下のように考えてみてはどうでしょうか。
最初に1枚カードを引いて裏向きにしておき、それから13枚のトランプを引いたと考えてみるんです。そして、その13枚のカードがすべてダイヤであったと。
さて、このときに最初の一枚のトランプのマークがダイヤである確率はいくつでしょうか。
もちろん、0です。

"トランプのマークがダイヤである確率"と"トランプのマークがダイヤであった確率"の違い……でしょうか。

以前このblogにて取り上げましたモンティ・ホールのジレンマと合わせて考えると、いい具合に頭が痛くなりますね。



大きな地図で見る


9月です。もう秋です(まだ早い?)。
食欲と読書とスポーツと行楽と文化と学びと、そして、芸術の秋です。
なんか秋という季節が色々と独り占めですね。
~の春、とか、~の夏、とか、~の冬はあまり聞かないのに。

そんな芸術の秋、つい先日、下北沢ギャラリーHANAで開催中の和をテーマとしたグループ展「ARTs*LABo04-和風幻想-」(2008年9月5日~9月9日)に行きました。
リンクさせていただいているクリエイターさんである、オオタニヨシミさん、遠田志帆さん、友風子さん、遊 庵さんが参加です。

●オオタニヨシミさん(サイト:funarium)
●遠田志帆さん(サイト:techicoo)
●友風子さん(サイト:セミコロン)
●遊 庵さん(サイト:studio*oz)

素晴らしいクリエイター様計13名(特別展示・販売1名)による今回のグループ展、和という共通のテーマを持ってのものですが、その共通テーマにクリエイターそれぞれの個性がこめられているのが素晴らしかったです。
統一感と個性が見事に組み合わさった展示会でした。
「ああ、この人にとっての和はこうなんだな。こちらの人にとっての和はこうなのか~。あら、こんな和を連想する人もいるのか」みたいな面白さ満載です。

日本文化の特異性を語る知識などわたしにはありません。
ただ、自分含め日本で暮らしている人間にとって"和"が特別な良さを感じるものであることは確かなのではないかと思っています。その良さは環境が作り上げた価値観、あるいは愛郷心が生み出すものなのか……理屈はともかく、理屈なんて抜きにして魅力的なものはとにかく魅力的!

洋服を着てカフェでお茶をしながらハンバーガーを食する現代日本人であっても、やっぱり、和に対する共感性みたいなものは心に根強く存在すると思うのです。
ただしもちろん、和を取り上げたものがなんでも魅力を放つわけではないでしょう。
和を表現する創作者の方々の思いと技術がたっぷり詰まっているからこそ、心のお腹いっぱいな展示会でございました。
出展者の方々、本当にありがとうございます。

ARTs*LABo様はかなり頻繁に展示会を開催されていて、よく見に行くのですが、いつもとても充実の内容です。
わたしは経験ありませんが、想像するに展示会の開催はものすごく体力・精神力必要なものでしょう。
運営者様には頭が下がる思いです。
心揺さぶられる展示会の開催、本当にいつもありがとうございます。
元気と刺激をたくさんいただきました。
青春Bもいつの日か……。

「ARTs*LABo04-和風幻想-」は9月9日(火)までギャラリーHANA 下北沢にて開催です。
ARTs*LABo.netさんのサイトに会場風景など掲載されています。

Google Chromeを使ってみました

| カテゴリ:Web・IT

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登場していきなり話題となっていますね。まあ、当然と言えば当然なこと。
だって、天下のGoogleがついに(既存技術の組み合わせではあるものの)自社製ブラウザのリリースを開始したわけですから。

Google Chromeダウンロードページ


すでに多数サイトにてGoogle Chromeの検証が行われていますね。

窓の杜 - 【特別企画】注目のGoogle製Webブラウザー「Google Chrome」を試す
Google Chromeのキーボードショートカットまとめ - builder by ZDNet Japan
Life is beautiful: Google Chromeに関してひとこと
Google Chromeでぐっときたポイントいろいろ | IDEA*IDEA


数年前まではIEの独占状態だったブラウザ界ですが、ここ最近、本当に競争が激しいですね。
興味を引かれるニュースが頻繁に出てきます(Web制作業のことを考えると複雑な心境ではありますが)。

充実したプラグイン等総合的に使いやすさ抜群なFirefox、Macの標準ブラウザであり速さやデザイン性に優れたSafari、カスタマイズのしやすさ抜群のOpera、Windowsとの相性とシェアが売りのIE(IEで見ればサイトのデザイン崩れと出会うことがほとんどない)……すでに魅力的なブラウザばかりな中にGoogle Chromeが突入です。

Firefox
Safari
Opera
IE


Google以外のベンダーはどう考えているんでしょうね。
以下のような記事出ていますが、まあGoogleが警戒すべき強敵であることには間違いないでしょう。
モジラCEO、「Google Chrome」のリリースを歓迎 - builder by ZDNet Japan
ブラウザの開発技術については他ベンダーに一日の長があるとしましても、Google ChromeにはGoogleのサービスとのスムーズな連携という武器がありますからね。すでに数多くの"インターネット利用におけるサービス"を展開しているGoogleが自社製ブラウザを出すというのは、モジラCEOであるJohn Lillyさんが語られている通り自然な流れなのでしょう。ブラウザというのはインターネット利用の起点となるものなわけですから。


わたしも"Google Chrome (BETA) for Windows"を使用してみました。
まだ使用して間がないのでほとんどなにも語れないんですが、確かに話題になっている通り、シンプルで速いですね。
でも、このシンプルさや速さが個人的にはブラウザを変える理由にはならないかなと……。
ブラウザにシンプルさを求めたことがないので。別にいらない機能は使わないだけですし。他の人はこのシンプルさ、どうとらえているんでしょう。シンプルさを求めるような人はそもそもPCに最初から入っているブラウザを使用するんじゃないかという気がします。速さだって、当たり前ですが別に通信速度が速くなるわけじゃないので……。

Webサイト閲覧中にフリーズしたときにブラウザそのものが落ちるのではなく該当タブのみが落ちるというのは確かに大きな魅力かもしれない(ブラウザが落ちるなんてそんなに多々あるわけじゃないけれど)。

使っていて思うのは、なんか、ブラウザという感じがしないですね。Windowsで言うところのデスクトップみたいな感じ。
まあ、Googleの考え方からすると、機能はアプリケーションに積むものではなくWeb上に積むものなのかな。

Google Chromeがどれだけ普及するかわからないですが"インターネット社会をGoogleが独占"みたいな状況が素晴らしいことなのかは首を傾げてしまうところ……。

現在はWindows版のみですが、Mac版とLinux版もリリース予定だそうです。
Windows版もまだBETA版、つまりは開発途中バージョンということでしょうか(最近、BETAが"開発途中"というより"常時改良中"みたいな意味合いで使われるのが多いので)。

以下、参考までにバージョンの呼び方の一覧です。
アルファ(α):開発初期
ベータ(β):開発途中1
ガンマ(γ):開発途中2
Release Candidate(RC):リリース候補
※ガンマはそれほど一般的ではないかな?

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概要

青春B運営メンバー多口カタンによる雑記blogです。
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ヘッダーイラストはkojiさん制作です。
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