まいっちんぐマチコ先生と日本の未来

| カテゴリ:漫画・アニメ・アニメソング

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ニュースでアニメや漫画に対する表現規制に関してのものを頻繁に見かけます。
それは現実の事件を連想させるからという理由での自主規制であったり、外部からの規制によるものだったり……。
まあ、ちょっとうんざりです。
アニメや漫画が毒だと言われることはそこまで気にならないですが、実際に規制となると話は別です。
毒は取り除いていくというのも一つの考えなのでしょうけれど、その結果が豊かさや平和を生むとは限らないわけで。
毒が薬になることもあるし、そんなに毒が嫌なら薬を作れと言いたくなったり。

規制というのは昔に比べて非常に厳しくなってきているでしょう。アニメや漫画に関わらずでしょうが。
昔は放映できていたけれど今は放映できないアニメってなにがあるだろうとふと考えてみました。
実際にテレビ(地上波)にて放映できなくなった有名どころでは妖怪人間ベム(指が五本になってリメイクされていますが)、ジャングル黒べえあたりが思いつきます。
みなしごハッチもタイトルが放送コードに引っかかってダメだと聞いたことがありますね。

以下、規制がかかって再放送できないとかそんな話はまったく聞いたことがないわたしの推測(妄想)ですが……
キューティーハニーはどうなんでしょうね。
ストーリー的に問題ないとしても、絵が昔そのままだと変身シーン描写に問題ありそうですね。リメイク版を見ていないのでどのような扱いなのかわからないですが。
それを言ったららんま1/2も水被るシーンとか無理な気がしてきた……。
エスパー魔美も無理かな……お父さんが娘のヌード画ってねぇ……。
もしかしてあさりちゃんも虐待ってことで無理だったりして(今、86巻ですか。すごい)。
となるとGu-Guガンモは電気アンマどうなんでしょう。
ストップ!! ひばりくん!はどうだろう。放送規制に引っかかるかは別として、ひばりくんはやばいぐらいかわいい……(週刊少年ジャンプ史上ベスト10に入る名作、わたしの中では)。
小公女セーラは当時も批判すごかったらしい……見ると泣く……(名作劇場とまんが日本昔ばなしが終わったことが日本を悪い方向へ向けたとわたしは真剣に考えています)。

と、色々推測(妄想)してみましたが……
地上波での放送が絶対に今は無理だろうなと思うのがやっぱりまいっちんぐマチコ先生ですね。
3割のパンツ(もはや"パンチラ"ではない)と2割のヌードと5割のセクハラで構成されている作品ですからね。
OP映像がいきなりヒップで始まりますし。
よくこの内容が普通に夜七時半とかに放映されていたなとかなり驚きです。
しかも、これ、学研(学習研究社)の書籍「少年チャレンジ」での連載なんですね。
学研、冒険しましたね。

まいっちんぐマチコ先生、よく放映されていたなと、今になってネットで調べてみると、抗議活動かなりあったみたいですね(実写化されていることも初めて知りました)。
PTAからの苦情が多かったとのこと、まあそうだろうなとは思います。
でも、このまいっちんぐマチコ先生が夕飯時にテレビで放映されていた時代、なんだか恋しいです。
それだけ日本が様々なことに寛容な国だったのかなと……。

まいっちんぐマチコ先生、確かにお色気シーン満載ではありますが、決して裏はないほのぼのした温かい作品なんですよね。
そのストレートで健気な面白さを多くの方が理解していたからこそ、100話近くも放送が続いたのでしょう。

二年ぐらい後には今テレビで放映されている大半のものが規制されていそうな悪い予感、感じているのはわたしだけじゃないでしょう。

マチコ先生のまいっちんぐ出席簿
Wikipedia 妖怪人間ベム
Wikipedia ジャングル黒べえ
みなしごハッチ:タツノコアニメ
Wikipedia エスパー魔美
Wikipedia らんま1/2
あさりちゃんのへや
Wikipedia Gu-Guガンモ
Wikipedia ストップ!! ひばりくん!
Wikipedia 小公女セーラ
Wikipedia まんが日本昔ばなし


           

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