2007年11月アーカイブ
※上の写真は銀杏BOYZの新曲「光」のジャケットです。銀杏BOYZ本人ではございません。
驚きました。
まさかあの銀杏BOYZがテレビ出演してスタジオライブ、しかもその番組が「筑紫哲也NEWS23」だって言うんですから。
出演は11月30日、24時20分ごろとのこと。
ニュースを目にしたとき、今日はエイプリルフールだっけってカレンダー見ちゃう勢いでした。
銀杏BOYZ、音楽好きな方ならもちろんご存知でしょう。
解散してしまったあの伝説のバンド(と言って差し支えないでしょう)GOING STEADYのメンバー3名にギターのチン中村さんを加えて結成されたバンドです。
GOING STEADY時代から引き継がれたその剥き出し感は、衝撃的です。
ずっと前、GOING STEADYの音楽に触れたとき、そのあらわな気持ちに感動し、芸術ってなんだろうと深く考えさせられだったことを思い出します。
GOING STEADYのデビューアルバム「BOYS&GIRLS」の第一曲「DON'T TRUST OVER THIRTY」を聴いたときに生まれた熱い気持ちは、THE BEETLESのデビューアルバム「Please Please Me」の第一曲「I Saw Her Standing There」を聴いたときと似ていました。
分野や方向性こそ違えど、それぐらいにインパクトがあったってことです。
銀杏BOYZ、音楽好きじゃない方でも知っているかもしれないですね。
耳にする機会は少なくないですし、それに、事件起こしてますから……。
まあ、事件について詳しくはここで書かずにおきましょう……。
とにかく、楽しみです、銀杏BOYZのテレビ出演!
素晴らしいパフォーマンス、期待しています!!
Wikipedia 銀杏BOYZ
Wikipedia GOING STEADY
Wikipedia ビートルズ
中学時代、高校時代、社会科の勉強で歴史年号をたくさん暗記しました。
その多くは今は忘れてしまったけれど、時に今年が何年なのかすらおぼろげになる状態だけれど、いくつかは残っています。
そして、そんな記憶に残っているものの大半って、語呂合わせで覚えたものなんですよね。
たとえば、鳴くよ(794)ウグイス平安京(実際に平安京ができた季節はウグイスが鳴かない季節だと聞いたことがあるけれど)、
なんと(710)綺麗な平城京、
意欲に(1492)燃えるコロンブス、
これからきっと今後ずっと忘れないかなと思っています。
そんな年号について、最近知った衝撃の事実があります。
「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」でお馴染み、鎌倉幕府の成立についての年号ですが、最近の教科書を見ると1185年と書かれているものが多いという話なんです。
たとえ1192年と記されているとしても、『「名実共に」1192年に成立』といったように一文「名実共に」が付け足されているとか。
現在、専門家の間では1185年成立説の方が有力なんですって。
覚えた知識が間違っていたときって、けっこうショックです(歴史の話なので、間違っていると断定はできないかもしれないけれど、一般論として)。
まあ、間違えたまま生き続けるよりはよかったですかね。
知らないまま過ごしていたら、いつか「鎌倉幕府は1185年」と教えられてきた世代に「多口さん、こんな常識も知らないんですか~」ってバカにされたかもしれないわけですから。
1185年じゃ、いい国が作れなさそうだな~。
(ガッツ石松さんが「よい国作ろう鎌倉幕府」と覚えて4192年と間違えたという伝説は本当でしょうか?)
ネット上某所にて「知ってる曲が30曲以下ならアニオタ公言禁止」というものがあったのでやってみました(リンクはしませんが)。
63曲のサビ部分が次々と流れて、その中で知っているものが30以下ならアニヲタじゃないっていうテストです。おそらく作成者の主観に基づくものであって、根拠はないです。でも、曲数がそれなりにあるので、一種の判断基準ぐらいにはなるかも。
あっ、アニヲタって、アニメオタク(アニメヲタク)の略です。説明する必要ないでしょうが。
わたしは別にアニオタだと公言していませんし、といいますか、実際、謙遜でも逃避でもなんでもなくアニオタじゃないです。
「マンガ」と「アニメソング」は確かに人並みよりほんのちょっと好きですけれど。
で、やってみた結果なのですが、「多分5曲ぐらいかな」と思っていたら35曲知っていました。
おかしいですね。
数え間違いかな。
数え間違いでしょう。
というか、坂本真綾や林原めぐみは堀江由衣は一般人でも知っているでしょう(えっ、知らない?)
まあ、わたしがオタクかそうじゃないかはどうでもよいとして、オタクの定義ってなんなんでしょうね。
辞書によると、ある物事に対して過度に熱中する人をオタクと呼ぶそうです。う~ん、わかりづらい。
Wikipediaでも調べてみたのですが、明確な定義はやはりない模様です。
というか、今じゃ「オタク」は死語化しておりで「~ヲタ」と呼ぶようになってきているそうですね。
そもそも、マニアとオタクってなにが違うのでしょう。
オタクの方がイメージが悪いのかな……(マニアだってよくはないかもしれないけれど)。
野球や釣りといった一般的に受け入れられやすい分野を好きな人がマニアで、アニメやゲームといった一般的に受け入れられやすい分野を好きな人がオタク……とも一概に言えないよな。
好きな対象物の狭さで判断してみてはいかがでしょう。
たとえば「特定のアイドル」を好きなのはそのアイドルのマニア(もしくはファン)、「アイドル業界(市場)全般」を好きなのはアイドルオタク。
それでいくと確かに「広く浅く」をモットーとしているわたしはマニアよりはオタク方面なのかもしれない(浅いとオタクではないでしょうけれど)。
と、色々考えてみたものの、答えは出ません。
けれど、わたし、明確な基準はないのに、普段、オタクかどうかを様々な場面において判断しているんですよね。
イメージによる判断なんでしょうね。
そのイメージが人によっては「偏見」という名になるのかもしれない。
わたし自身はオタクというものになんの悪い印象もないですし、自分がオタクだと言われても気にもならないです(言われ慣れました)。
でも、オタクに対するイメージの悪さというものを感じる機会は多々あって、そんなときはやっぱりよい気分じゃなかったりします。
だって、好きなものを好きって言ってなにが悪いのさ!
人間関係の大部分はイメージによって支配されているというものだとしても、それが人間という生き物の根本だとしても、イメージだけで蔑視するのは自分にとっても周りにとっても決してプラスにならないはずです。
余談ですが、ネット上某所にて「アニメ&ゲーム525曲サビメドレー(400曲以上知ってたら人生やり直し)」というものもやってみました。一時間もかかったよ。
こちらは234/525でございました(多少耳に残っている程度を入れればもっと行くでしょうが)。
最近のものは本当にほとんどわからない。
400以上行く人はすごいな~と素直に感動。
*- Victor artist web site 坂本真綾 【I.D.】-*
MEGUMI HOUSE
StarChild:堀江由衣
鏡の向こうにはもう一つの世界があるって子どもの頃、想像しませんでしたでしょうか?
していないですか。そうですか。
わたしは想像しました。
鏡の国のアリス同様、見つめていると、向こう側にあるもう一つの世界に吸い込まれてしまいそうな気がしていました。
それはなんだか神秘的で、同時に、恐くもあって……。
鏡を見ると、そこにはもう一人のわたしがいます。
しかもなにもかもがわたしと同じ姿で……。
でも、鏡には一つだけ、違うことがあるんです。
わたしが右手に持っているこの三ツ矢サイダー、鏡の中のわたしは左手に持っているんです。
ここにいるわたしと鏡の中のわたしは違う?
わたしがここで泣いたとしても、鏡の中のわたしはほくそ笑むんじゃないか……。
ということで、鏡に関する頭脳クイズでございます。
第八問! QQQのQ~!!
question:
友達が言いました。
「ボクの右手が鏡の中の左手だ」
あなたは答えました。
「そんなの当たり前だろう。だって、鏡の中は左右が反転するんだから」
友達が質問してきます。
「どうして鏡は左右を反転するのに、上下は反転しないのかな」
さて、あなたはどう答えますか。
answer:
以下、白文字にて解答を書いています。
解答を知りたい方はマウスで選択して文字色を反転させてください。
※図は隠せていません。
まず考えてほしいのですが、鏡は本当に左右を反転させているのでしょうか?
今、あなたが鏡の前に立って右手を上げているとします(図1を参照)。
そのあなたを、鏡を中心として回転させたとしましょう(図2を参照)。
回転させたあなた(180度回ったあなた)は、鏡の向こうのあなたと重なりません。
つまり、元々左右反転はしていないのです。
自分を基準としてみたなら、右手と左手が逆になったように思えますが、図で見えるとわかるように、どちらの手だって右側にあります。
正確には鏡は左右を逆転させているのではなく、前後(奥行き)を逆転させていると言うべきです。
図3を見てください。
鏡のある点を中心としてx座標軸とy座標軸を書いてみました。
鏡の向こうのあなたの上げた手の座標を(x,y)=(a,b)とします。
あなたの上げた手の座標は(x,y)=(a,-b)となります。
余談ですが、鏡を頭の上に持って行けば(面を地面と平行にする)、上下だって反転します。
それは上下がすなわち前後となるからです
ちょっと前にこのblogで紹介したクリエイターイベント「デザインフェスタ」昨日行ってまいりました。
ビッグサイトにて毎年二回行われるアジア最大規模のクリエイターの祭典です。
多くのクリエイターの方が、自分のブース内で各々の作品を飾ったり、その場で創作したりと思いをぶちまけています。
行くのはこれで4回連続です。自分も出展してみたいなと思いながら、いつも見るだけの立場です。
まだ行ったことない方には、ぜひ一度足を運んでみてもらいたいですね。
様々なクリエイターの方々の表現はとても熱い思いが込められていて、芸術なので好き嫌いはもちろんあるでしょうが、誰しもがなんらか心揺さぶられるのではないかなって。
クリエイターコミュニティサイト「アットクリエイターズ」さんのブースで年賀状コンテストの投票が行われていて、そこでわたしのお気に入りのクリエイターの方の作品に来場者が投票しているところを見るのは、とても感動的で、とても刺激を受けました。
半年後、また楽しみにしています。
※余談
昼食として元気丼というものを食べました。
名前に惹かれたんです。めちゃくちゃ元気出そうじゃないですか。最近疲れ気味なので。
出てきたのは、納豆とニンニクとハムがたっぷりにかかったご飯!
これからブースを回るってときにニンニクとは!!
周りの人が他のメニューばかりを頼んでいるのは「もう充分に元気だから元気丼は必要ない」ってことかと思いましたよ。匂いを気にしていたんですね、きっと。
でも、美味しかったです。元気出ました。
納豆ご飯って、大袈裟でもなんでもなく、世界で最も美味しい料理ですよね。
青春B、トップページを変更しました。
約20日前に変えたばかりなのですが、前のデザインを元にしつつ、新デザインです。
クリエイター紹介用の新しいflashを設置するためというのがデザイン変更の主目的です。
青春Bは、様々なコンテンツを運営していますが、クリエイター紹介がメインコンテンツだという気持ちをずっと持っています。
クリエイター紹介のflashに青春Bが凝縮されていると言っても過言じゃありません。
「クリエイター紹介のflashのみで一つのサイトとして成り立つぐらいにする」
これがずっと持っている強い目標です。
クリエイター紹介用flash、常に形を変えながらも、満足いくものはなかなかできずにいました。
今回も満足はできていませんが、これまでに比べてずっとずっとよいものになったのではないかなと思います。
今回のflashは以下の3点をテーマとして制作しました。
・どんなクリエイターをリンクしているかがわかりやすいこと
・シンプルで使いやすいこと
・動きの面白さを持つこと
これまで以上に「アプリケーションを作る」感覚が強かったです。
一つ目のテーマ「どんなクリエイターをリンクしているかがわかりやすいこと」を実現するために、クリエイター名を初めてテキストで一覧化してみました。
サムネイル一覧という選択肢もあったのですが、サムネイル化してしまうと元々の画像の良さを伝えるのが難しいので(実力があればできるのでしょうが)。
二つ目のテーマ「シンプルで使いやすいこと」については、クリックをリンク先に飛ぶときのみの使用としました。
その他動作はマウスオーバーだけで可能としています。
三つ目のテーマ「動きの面白さを持つこと」のため、画像切り替えの際フレームの拡大もしくは縮小を行っています。
ただ、これは、画像の切り替えに間を持たせるための目的の方が強いです。
即時切替は作品を見せるという点において味気なさ過ぎる気がしたので。
ここに書いている以外にも思いは多々あるのですが、来訪者にとって大切なのは思いではなく結果でしょうから、とにかく新しい紹介用flashを使ってみていいただければ幸いです。
そして、ぜひリンクしているクリエイターサイト様に足を運んでみてください。
それが青春Bとして最も嬉しいことです。
青春Bは「クリエイティブライフへの入り口」であることをモットーとしているサイトですので、多くのクリエイターサイトで、表現の持つ可能性を実感してもらいたいです。
実力不足によりflash player9.0以降対象となっています。インストールされていない方はインストールした上でのご利用となります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
なにか困ったことが起きたときにはどうしますか。
家族や友達に相談したり、ネットの掲示板に書き込んだり、人それぞれでしょう。
そんなとき「新宿駅東口の掲示板にXYZと書こう」と思う人も一千万人に一人ぐらいはいると思うのですよ(「合言葉」はと書き込むのは違いますよ)。
ということで、先日のハイスクール奇面組に続いて、今回も心震わされるアニメOP・EDの話でございます。
定番中の定番、シティーハンターです。
万が一知らない方のために、簡単に作品紹介いたします。
シティーハンターは北条司さんにより1985年~週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画です。
主人公の冴羽獠は凄腕のスナイパーとして、苦境に立たされた依頼人(美女)からボディーガード等の仕事を請け負う。
彼への依頼方法は新宿駅東口の掲示板に「XYZ」と書くこと。アルファベットの終わりが後のなさを意味するわけです。
冴羽獠の女好きな面とシリアスな面のギャップがとても魅力的でした。
さらに、彼を囲む周りのメンバーにも強く惹きつけられます。
特に獠のパートナーである香は、マンガ史上に残る女性キャラクターだと思うのです。
シティーハンター世代のわたしにとって、エンジェルハートは辛さが……(続編ではなくパラレルワールドだとしても)。
アニメ版は全4シリーズ制作されました。
歌がどれも有名なものばかりですが、最も知名度が高いのは第1作のエンディングテーマであったTM NETWORKのGet Wildでしょうか。
このEDは曲の雰囲気と映像の雰囲気が見事にマッチして、鳥肌ものの出来でした。
特に、本編と被って前奏が流れるというエンディングへの入り方が秀逸でしたね。
最も好きなのはシティーハンター2の第1期OP、歌はPSY・Sの「Angel Night ~天使のいる場所~」でした。
作品に合った歌の素晴らしさに加えて、映像のクールさが格好よすぎました。
80年代の東京をそのまま新鮮にパッケージしたような感じとでも言いましょうか。
ものすごく冷たくものすごく熱い時代、そんな印象です。
前回取り上げたハイスクール奇面組同様、いわゆる週刊少年ジャンプ黄金期の作品ですね。
今のジャンプには今のジャンプの良さがありますが(愛読しております)、当時のジャンプが持っていた良さはもう今の日本には帰ってこないのかなという気すらします。
北条司公式ホームページ
Wikipedia シティーハンター(アニメ)
Wikipedia シティーハンター
Wikipedia エンジェルハート
Wikipedia PSY・S
Wikipedia ツインビーPARADISE
年に二回、クリエイター集結のビッグイベント「デザインフェスタ」11月17日・18日にvol.26が開催です。
アジア最大規模、約60000人が集結するクリエイターの祭典ですね。説明は不要でしょう。
その場の雰囲気を感じるだけで、なんだか心がぶるぶる震える、そんなイベントです。
青春Bがリンクさせていただいているクリエイターの方々も多数参加を予定されています。
以下、その一覧となっております(一覧はクリエイターニュースのコンテンツにも掲載しています。こちらにて把握できた情報のみなので、もしかしたら他のクリエイターの方も参加されているかもしれません)。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
・B-0102
佳嶋(イラスト) サイト:ECHO
セガワ智コ(絵) サイト:紫紺
※ECHO+紫 紺にて参加
・C-0269
MARYCO(イラスト) サイト:HONEY BUNNY
・C-0539
これきよ(イラスト) サイト:corekiyo.net
・C-605 606
鈴木竜次郎(イラスト) サイト:R-lines -曲線至上主義-
・C-0645
kanatora(絵) サイト:itkh.
・C-0751.0752.0753
TAKORASU(イラスト・音楽・動画) サイト:TAKORANTIS
・C-0758・0759
小野眞智子(イラスト・Webデザイン) サイト:illustronics
・C-1328.1329
未来(イラスト) サイト:ピンクノコドモ
※日曜日のみの参加
・C+-1322
CNO(イラスト) サイト:spamaro*69
・D-0007
Satoko Chiba(イラスト) サイト:HONEY
※コラボユニット「satoko-e」にて参加
また、わたしも普段利用させていただいていいます、クリエイターコミュニティサイト「アットクリエイターズ(@CREATORS)」様が今回も参加されます。
C+-0922~0926にて年賀状コンテストの決選投票を行うそうです。
また、ブースにクリエイター作品の巨大壁紙を設置するとのこと。
壁紙として採用されたクリエイターの方、完全に偶然でしょうが、全員が青春Bでリンクさせていただいている方なんですよね。
なんだかめちゃくちゃ嬉しいです!!
アットクリエイターズブース壁紙採用クリエイターの方々
タニグチカズコ(イラスト) サイト:KZ
比佐健太郎(イラスト) サイト:Sweet blossom time
マルミヤン(イラスト・デザイン) サイト:mirumagraph
遠田志帆(イラスト) サイト:techicoo
日月沙絵(イラスト) サイト:AIVY
わたしも行ってみる予定です。
人見知りなのでクリエイターの方々に声をかける勇気はでないかな~。
マンガが好きです。
アニメも好きです。
歌が好きです。
ということで、アニメのオープニング(OP)エンディング(ED)を見るのがめっちゃ好きです。
子どもの頃、まだパソコンが家にはなかった時代、アニメOP・EDを集めたビデオを編集して見ていました。
そんな過去から現在に至るまで、強く心に残るアニメOP・EDが多数あります。
それら各々は一分程度の時間だけれど、二時間の映画よりも深い感動をわたしに与えたりします。
きっとそのアニメを見ていた頃の感情や思い出も甦ってくるからでしょうね。
感動的OP・EDとして、ハイスクール奇面組シリーズが思い浮かびます。
どれも素晴らしい出来栄えでした。主人公たちの露出が非常に少ないですが、作品に人を惹きつけるという点においてはかなりの効果があったのではないでしょうか。
ハイスクール奇面組のOPとED、作画がすごく美しいです。
回り込みや拡大縮小が多い視点の動き、キャラクターの動き、そして、全体に漂う切なさ感が心に染みます。
今のアニメにはない良さを感じるんですよね。
それは各OP・EDが一つの物語的な作りで描かれているからでしょうか。
それとも、まだ今より低年齢なときに見ていたからでしょうか。セル画で育った世代とCGで育った世代の間には好みの隔たりがありそうです。
歌も映像に合っていました。映像が歌に合わせたのかもしれないですが。
ただ、この時期からアニメソングがアニメソングっぽさを失っていってしまったことを考えると、ちょっと複雑な心境にもなりますね。
ハイスクール奇面組の歌は大半が「うしろゆびさされ組(高井麻巳子・岩井由紀子)」か「うしろ髪ひかれ隊(工藤静香・生稲晃子・斉藤満喜子)」が担当しています。
ご存知の方が大半でしょうが、どちらもおニャン子クラブ所属です。
おそらく当時は今ほど「プロモーションビデオ」というものの存在や効果が一般的ではなかっため、ハイスクール奇面組がかなりの宣伝効果を期待されていたでしょう。
それがハイスクール奇面組のOP・EDのクオリティを高めた要因の一つかなと思います。
ちなみに、うしろゆびさされ組のシングルは6枚すべてハイスクール奇面組のOPでしたが、2枚目の「バナナの涙」~6枚目のラストシングル「かしこ」までがオリコンシングルランキング1位だったはずです。
また、うしろ髪ひかれ隊は「時の河を越えて」と「あなたを知りたい」の二枚のシングルが奇面組のOPでしたが、それぞれオリコンシングルランキング1位と2位です。
プロモーションは成功だったのでしょうね。当時のおニャン子クラブの人気のすごさを考えると、一概にアニメOPとしての効果とは言えない部分もありますが。
とにかく、ハイスクール奇面組のOP・EDの出来は、さすがにゴールデンタイムで放映され、しかも平均視聴率20%近く行っていたアニメです。
当時、毎週、楽しく見ていました。
再放送されたらそれも欠かさず見ていました。
特に好きなのは第7段OPですね。
花火を見ている河川唯ちゃんがお面を被った人の手に触れようとして触れられない、そんなOP、うしろ髪ひかれ隊のあなたを知りたいがテーマソングでした。
見ていると涙腺緩みます。
Wikipedia ハイスクール!奇面組
ハイスクール奇面組の新沢ファミリーが挑戦! なんだ!Cada<カーダ>の家づくりカーダ>
Wikipedia おニャン子クラブ
Wikipedia セル画
日本で一番見られているWebサイトはどこなのだろうと考えることがあります。
実際のところはわからないですが、Yahoo! JAPAN(以下、Yahoo)でしょうかね、やっぱり。
多くの方がポータルサイト(Webサイトを巡る際の入り口として使われるサイト)として、ブラウザのホーム(起動時に開くページ)に設定していそうです。
すでにご存知の方が多いかとは思いますが、Yahooは2008年1月1日にトップページデザインのリニューアルが予定されています。
大多数の人に利用されているサイトであるYahooのリニューアルは、Web関係の仕事をしている方にとってはかなりのビッグニュースでしょう。
その理由として、注目を集めるYahooの新デザインは「良いデザインの要素」がぎっしり詰まった教科書と考えられるからです。
ポータルサイトのリニューアルというのは、大きな冒険です。だって、よく使われているが故に現在のデザインが浸透しているわけですから。
それをわかっていて行われるリニューアルですから、デザインに際して、多大な検討がなされているはずです。
また、Yahooのニューデザインが今後の「良いデザインの要素」の指針となる可能性が高いだろうことも、Web業界のビッグニュースと考えられる理由です。
人は使い慣れたものを基準として行動します。
たとえば、ネジを回すときに回す方向を特に考えなくてよいのは、慣れているからです(規格がしっかりしているために慣れさせられているという方が正しいですかね)。
漫画を読むときにコマの順番に悩まないのも、慣れているからです。下から上にコマを読み進める漫画があったなら、読む側はかなり抵抗があるでしょう。
日本でネットをする方の大半が利用するであろうYahooのデザインは、その大半の人にとってのWebデザインの基準となり得ます。
Yahooの仕様(ボタン名称や位置、カスタマイズ可能な範囲、色合い)を参考にすることが、ユーザビリティに優れたサイトを作る上での近道となることが考えられるわけです。
そんなYahoo、新トップページのベータ版が公開されています。
Yahoo! JAPANトップページ(ベータ版)‐ガイドツアー‐
良し悪しを説明することは避けますが、これが今の流行なのかなって感じですね。
mixiのニューデザインもそうでしたが。
全体的に透明感ある印象になっていて、また、横幅が広い。
横幅については、従来は800px以内が良いとされてきました。
以前一般的だった画面解像度が1024×768で、その解像度にてブラウザの左側に検索ボックス等を表示した場合、横800pxを超えるとブラウザを全画面にしても表示しきれないことが多いからです。
ただ、今はディスプレイの解像度も上がり、800px以内だとこぢんまりとした良くない印象を与えてしまうことが多くなってきています。
そのため、横幅が広いサイトが増えてきているようです。
リキッドデザイン(ウィンドウサイズに合わせてサイズが変化するデザイン)にするのも一つの手です。
余談ですが、よく見かける単語「ベータ版(βversion)」これは開発途中バージョンの意味です。
正式リリースのためのプロトタイプ的な意味合いでしょうか。
mixiは今でもベータなのですね。ただ、最近は「常に進化し続ける」という意味でβを使うことが多々あるので、その意味かもしれません。
ちなみに「アルファ版(αversion)」は初期バージョンの意味です。
さらにちなみに「ガンマ版(γversion)」は開発最終バージョンの意味です。
またさらにちなみに「RC版(Release Candidate version)」は出荷候補バージョンの意味です。
それぞれの明確な区分はおそらくプロジェクト毎に異なるでしょう。
Wikipedia ポータルサイト
ユーザビリティ
Web Create Station ‐ リキッドデザイン:用語辞典‐
Wikipedia ベータ版