2007年5月アーカイブ
昨年12月、このblogにて銀座線外苑前駅の近くにあるワタリウム美術館についての記事を書きました。
その際、過去の展示としてヘンリーダーガーという方を紹介いたしました。
児童施設にて少年期を過ごし、17歳でその施設を脱走後は清掃等の仕事をしながら過ごしました。
ほとんど人とコミュニケーションをとることなく、一人で暮らし続けたそうです。
81歳でヘンリーダーガーは亡くなり、死後、彼の部屋に入った大家はそこに膨大な物語と絵画を発見します(全15000ページ超の大長編)。
「非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子ども奴隷の反乱に起因するグランデコ・アンジェリニアン戦争の嵐の物語」
彼が誰にも知られることなく創作し続けた、邪悪な大人たちに戦いを挑む純粋な少女たちの物語は、他に類を見ない個性と力を持っていました。
現在、世界中の美術館で展示会が行われているようです。
4月14日から7月16日まで、北品川にある原美術館(緑に囲まれた、静かな雰囲気がとても心地良い美術館でございます)にてヘンリーダーガー展「ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語-夢の楽園の物語」が行われていると知り、先日、見に行ってまいりました。
初めて実物の作品を目にしたのですが、その作品が秘めるパワーには圧倒されました。
彼が全人生をかけてつむぎ続けたストーリーは、きっと彼の人生の大半を注ぎ込んでいて、技術だとかそういう次元ではない魅力を感じさせます。
創作を続けた部屋の写真も展示されていました。
彼の部屋には自身が描いた少女のイラストがまるで家族写真のように飾られ、日記から察すると彼女たちの存在はまさしく彼にとっての現実だったのだと感じさせられます。
わたしたちからすれば「妄想に人生を捧げた人」かもしれないですが、彼にとっては「妄想こそが現実」だったのかもしれない。
作品の魅力はもちろんですが、ヘンリーダーガーという人間そのものにも強く惹きつけられます。
最後は老人施設にて、それまでの自室とは(人についても物についても)まったく異なる環境に怯えながら亡くなっていったそうです。
彼の瞳にはなにが見えていたのでしょう。
彼は作品がこのように世に出ることを望んでいたのでしょうか。
大事な作品たちだからこそ、多くの人の目に触れさせてあげたかったかもしれない。
大事な作品たちだからこそ、自分の中だけにとどめておきたかったのかもしれない。
作品が発見されたのが彼の死後のため、真実を知る術はもうおそらくないのでしょう。
彼の気持ちはわからないですが、今、彼の作品には確かな命を感じます。
Hara Museum Web
Wikipedia ヘンリー・ダーガー
CARL HAMMER GALLERY(ヘンリーダーガーイラスト集)
世界で一番美味しい食べ物はミニストップのソフトクリームだと思っています。真剣に。
アイスクリームって、食べているときに最も幸せになれる食べ物だと思うんです。
あの甘さと冷たさとトロトロ感のコラボレーションは見事です。
まあ、これで場所が南極とかだったら違うこと言っていそうですが。
つい先日、知人にCold Stoneというお店が美味しいよって紹介してもらいました。
わたしも名前ぐらいは知っていたような知らないような気がしますが、アメリカで超有名なアイスクリームショップらしいです。
アイスクリームショップというのはちょっと言い方が間違っているかもしれないですね。
アイスクリームと素材を(店名の通りに)石板上でミックスする、そんなデザートを提供している店です。
2005年に日本一号店を六本木ヒルズに開店し、現在も拡大中(渋谷、横浜、池袋等)です。
それはゴールデンウィーク中に行かないわけにはいかないでございますよね。
ということで、行ってまいりました。4月19日にオープンした渋谷マークシティ店に。
行列しているとは聞いていましたが、想像していた以上の繁盛振りでした。ゴールデンウィークだからですかね。
30分ぐらいで食べることができましたが、それでもアイスクリーム店としてはかなりのものですよね、きっと。
目の前の石板上で混ぜ合わせてもらい、手にしたのは写真右側のブラッシング・マンゴ・クラウドのLove it(中くらいサイズ。小さい方からLike it、Love it、Gotta Have itの順番です。入れ物もカップ、ワッフルコーン、ワッフルボール、チョコワッフルコーン、チョコワッフルボール選べます)と写真左側のなんだか甘いもの(名前忘れちゃいました。すいません)。
あっ、一人で二つ頼んだわけじゃないですからね。
味は、さすがに評判なだけあって美味しかったです。
特に冷たいフルーツがよい感じです。
決して安い値段じゃないですが、あの量と味を考えると納得かもです。
ボリュームが結構あって、小さいLike itにすればよかったって思いました。
午後4時ぐらいに食べたら、夕飯ほとんどいらなかったです。
アイスクリーム好きな方もそうではない方もお勧めです。
それにしても、あの、時折店員さんが歌っている歌は何なのでしょうか。あれは行列がなくなっても続けているのでしょうか? 人が少ないときに歌われたらなんだかちょっと恥ずかしいですね、お互いに。
つい先日、MARYCOさんの作品が展示されているという「ガールズ展」(4月27日~5月13日開催)に行ってまいりました!
場所は渋谷区にあるバー「Art Bar ARAQ」です。
クリエイターニュースで取り上げたイベントです。
青春Bのクリエイターニュース、その中には個展やグループ展の情報が多いです。
クリエイターリンクにはわたしが好きである方だけ掲載しています。
だから可能なことなら全展示に足を運びたいのですが、やっぱりなかなかそうもいかなかったりします。
時間だったりお金だったりの都合で無理だったりします。
今回はゴールデンウィーク中ということもありスケジュールが合わせやすかったです。
バーで行われるという展示会、ギャラリースペースのようなものがあるかとイメージしていたら全然違っていました。
カウンターのすぐ前、お酒が置かれる棚を絵で敷き詰めたような感じです。
お酒を飲みながら正面には絵がある、なんだか心地良い気持ちになれました。
お店の人がとても気さくな方で、絵だけではなく会話も楽しむことができました。
お会いすることはできませんでしたが、マスターがとても芸術好きな方のようです。
わたしはこうしてblogを書いています。
やっぱりせっかく書くからには多くの方に読んでもらいたいって思いはあります。
だからこそ目標はなるべく高く、ライバルは新・ブログの女王こと中川翔子さん、つまりしょこたんでございます。
勝ち目なんてないと誰もが笑うかもしれません。
わたしと中川翔子さんの共通点なんて「人間であること」と「綾波レイで萌える」ことぐらいですよ。
でも、わたしの勝利を信じてくれる人がいれば進むことができます。
♪だけど君が信じてくれた きっと出来ると だからもう僕は迷わない♪
好きな歌のフレーズが頭を流れます。
誰も信じてくれてはいないですけれどね。
「目標とする人は?」そう尋ねられれば「中川翔子さんです」と就職面接でも答えるであろうこんなわたしですが、実は中川翔子さんのことをよく知らないできました。
名前と顔とblogのタイトルとストロベリmelodyを知っているぐらいのものでした。
今日、偶然、テレビ番組に出演している中川翔子さんを見ました。
プロモーションビデオ以外で動く中川翔子さんを見るの、実は初めてです。
わたし、テレビを見る習慣がないのです。
家でテレビを見ることなんて年に五回あるかないかぐらいです。
家にテレビがないからというのが理由の一つです。パソコンで観ることはできますが、テレビ画面を映していると重いんですよね。作業が進まないのです。
あと、テレビって欲しい情報が即座に手に入るわけではないので時間対効果が薄い気がするのです。
だから今年もまだ三回しか見ていません。
芸能情報にはかなり疎いです。
一年ぐらい前、カラオケでORANGE RANGEのプロモーションビデオを見ました。
それまでORANGE RANGEの顔を知らなかったんです。
曲は頻繁に耳にするので知っていましたが。
わたしの頭の中では良い意味で垢抜けない感じのグループのイメージでした。
そのようなイメージを勝手に構築しておりました。
でも、実際に目にしたら、ものすごいイケメン(死語?)なのでかなりびっくりいたしました。
天は二物を与えずってことわざがありますが、よく考えたら天は何も言わないですから、結局のところ地(人間)の言葉なのですよね。
話は戻りますが、初「普通に喋る中川翔子さん」、イメージと結構違っていました。
もっと甲高い声をイメージしていたのですよ。
イメージって常に覆されるものですね。
わたしの中ではいわゆるアイドル的なイメージが強いんです。
でも、楳図かずおさん好きらしいので、アイドル的な面だけじゃないんですよね。
というか、わたしが抱くアイドルイメージがすでに現代に適さないってことでしょう。
なにはともあれ魅力的な方だと思います。
ライバルにふさわしいです(とわたしだけが思っているのです)。
しょこたん☆ぶろぐ
中川 翔子~しょこ☆たいむ~
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Wikipedia 新世紀エヴァンゲリオン
EVANGELION.CO.JP
ORANGERANGE SonyMusic公式サイト
UMEZZ.com 楳図かずおオフィシャルホームページ