Second Life(セカンドライフ)体験記
流行に少し遅れて乗るのが得意です。
乗るのが遅れた時点でそれはすでに流行ではない気もしますけれども。
最近よくSecond Lifeという単語を耳にします。中高年世代を示す和製英語ではなく、コンピュータアプリケーションの名称です。
Second Lifeとは、簡単に言えば、生活・創造をするオンラインバーチャルワールドです。
その世界で儲けたお金を現実のお金に換金できる要素もあり、かなり話題のようですね。
クリスチャンディオールがSecond Life内で新作発表をしたり、ミクシィが新卒採用のオフィスをしたりと現実の有名ブランド・企業が次々参入していることも話題性を高めています。
近々日本語版が公開されるようなので、それに合わせてインストールしてみようかと思っていました。
でも、それだといつも通り流行に少し遅れてしまうことになります(すでに遅れているということは内心充分認識しております)。
ということで英語なんてほとんどわからないのに英語版をインストールしてみました。
Second Lifeの世界に足を踏み入れたとき、わたしは裸でした。
パンツすら履いていません。現実だったら即逮捕です。
でも、どうしたらよいかわかりません。
親切な人が声をかけてきてくれました。現実だったら裸の人間に優しく接してなんてくれないでしょう。
バーチャルワールドの温かみを感じました。
ただ、当然、会話は英語です。
わたしは中学一年生レベルの英語力でどうにか気持ちを伝えようと試みます。
けれど、悲しいことにclothesという単語が思い浮かびませんでした。
「I want to get a T-shirt and G-pan」
G-panってなんでしょうね、いったい。
その後、どうあがいても服は着られませんでした。
調べてみるとわたしの操作が悪かったわけではなく、PCのグラフィックボードが対応していなかったからのようです。
別に服を着ていなくても、ゲームを楽しむことは可能です。
でも、わたしはSecond Lifeというアプリケーションをゲームとしてとらえていますが、その世界を満喫している人からすればただのゲームでは済まないものかもしれない。
そう考えると裸で歩いていることがとても申し訳ないことに思えてきました。
だって、わたしは現実の街中を裸の人間が歩いていたら困ってしまいます。
他の人にとってはSecond Life内も現実同然かもしれないわけで、そんな中ををわたしが裸で歩いていたら困ってしまうのではないでしょうか。
と、色々理屈をねるねるねるねしてみましたが、つまりは英語力のなさがセカンドライフ離れの要因かも……。
Second Life
Wikipedia ねるねるねるね
カネボウフーズ株式会社 ねるねるねるねとなかまたち
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