Wikipediaとうすた京介と発熱

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最近また風邪気味で、今日、熱を計ってみたら37度7分でした。
7が二つだからラッキーだわ! なんて自分に言い聞かせてみてもうまくいくわけがありません。
けっこう頻繁に風邪をひくので
「もしかしたら風邪をひいているときが普通で風邪をひいていないときがおかしいのかしら? じゃあ、風邪をひいてもしんどさを感じる必要はないわ」
なんて思おうにも鼻水じゅるじゅるでしんどさを実感、そんな11月下旬でございます。

でも、前向きに、「せっかく風邪をひいたのだから風邪を使ってblogの記事を書こう」なんて思いました。

37度7分って、微熱でしょうか? 少なくとも高熱ではないですよね。
大辞泉によると微熱とは平熱より僅かに高い熱だそうです。
高熱とは非常に高い温度だそうです。
僅かとか非常にとか曖昧でよくわからない!

で、今度はWikipediaで発熱について調べてみました。
Wikipediaによると
「微熱 ~37度5分
中程度の発熱 37度5分~38度5分
高熱 38度5分~」
だそうです。
ということはわたしは会った人に「どれぐらい熱があるの?」って尋ねられたら、「うーんとね、中程度の発熱なの」って答えればよいわけです。
きっと誰もそれが何度何分かって想像つかないでしょうけれど。

Wikipediaはこのblogでさも誰もが知っているかのように頻繁に取り上げていますが、実際、どの程度の知名度なのでしょう。「うーんとね、中程度の知名度なの」ってぐらいかしら?
Wikipediaとは読者が作るネット上の百科事典で、かなり多種多様な情報が詰め込まれています。
各言語毎にある、世界規模の百科事典です。日本語版では「BLANKEY JET CITY」から「ココナッツ娘。」まで、幅広く掲載されています(わかりづらい例えですいません。現在、289847本の記事があるそうです)。
その情報の信憑性はかなり高いと言われていて、2005年の12月にはNature誌が「WikipediaとBritannicaが同レベルの正確さを持っている」みたいな記事を書いていましたね(Britannicaとは世界的に有名な百科事典です)。
まあ、その記事には賛否両論あるようですが、実際、かなり高レベルな情報が掲載されていることは事実だと思います。

でも、この間、ちょっと気になることがありました。
以前もこのblogで紹介した、わたしが日本一のギャグ漫画家と思う「うすた京介」さんの公式個人サイト「めくるめけ日々」で自身についてのWikipediaの内容が間違っているということが記述されていたのです。
別にそのことでWikipediaに対するわたしの気持ちが変わるわけではないのですが、情報が氾濫するこの現代において、正しい情報ってその何割、あるいは何分何厘何毛ぐらいなのだろうと思ったのでございます。

皆様、情報の取り扱いには充分に注意いたしましょう!

おやすみなさいませ。

うすた京介 公式個人サイト めくるめけ日々
Wikipedia うすた京介
ピューと吹く!ジャガー 公式ページ
Wikipedia ブリタニカ百科事典
CNET Japan 「Wikipediaの情報はブリタニカと同じくらい正確」--Nature誌が調査結果を公表
ITmediaNews 「Wikipediaはブリタニカ並みに正確」記事に反論
Wikipedia 発熱
Wikipedia BLANKEY JET CITY
Wikipedia ココナッツ娘。

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