GDP(グッドデザインプレゼンテーション)
先週の高円寺訪問に続いて(続いているの?)自分クリエイティブ化計画の第二段として、昨日、東京ビッグサイトで催されていたグッドデザインプレゼンテーションに足を運んできました!
どういうイベントかというと、グッドデザイン賞の審査会場を一般に公開しましょうというものです。
で、グッドデザイン賞ってなにかと言いますと、「日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度」です(公式サイトより抜粋)。グッドデザイン賞受賞対象がつけることを許されるGマーク、見たことある方がほとんどではないでしょうか? 気にしているかどうかは別といたしまして。
最終日なのでものすごく混んでいるかと思いましたが、16時までと時刻が早いからかけっこう空いていてすんなりと回れました。
広い会場内、建築物なんかはパネル展示なのですが、そうでないものはその製品そのものが並べられています。
基本は工業製品なのですが、照明、ATM、椅子、車、棚、パソコン、USBメモリ、工具、CDジャケット等、展示はかなり多岐に渡っていて、その一つ一つにクリエイターの思いが詰まっていることが感じられ、かなり興奮しました!
あと、すごく気持ちに響いたのは、過去のグッドデザイン賞受賞作の展示ですね。ソニーのウォークマンや、最初のホッチキスなんかも置かれていました。どちらも名称は商標なのにそれを忘れさせるぐらい普及
しましたものね。他メーカーのポータブルミュージックプレイヤーをウォークマンと呼んだり、ステープラをホッチキスと呼んだりする人、たくさんいるでしょう。
現在も使われているバインダーやキャンパスノートなんかもその中に並べられていて、また感動!
個性はないかもしれないけれど、人々の生活を長く豊かにする製品なのだと実感いたしました。
グッドデザインプレゼンテーション、今年は終わってしまいましたが、興味がある方は来年ぜひ!
追伸
そういえば少し前、GDPについて以下のようなニュースがございました。
ZAKZAK グッドデザイン賞アダルトグッズはNo!1次突破も…
つまりはアダルトグッズだからという理由で展示を事務局が拒否したというものです。
アダルトグッズがNGといった方針自体を否定するつもりはないですが、だったら最初から明記しておけば良いのにと思う事務局のかなりずさんな対応です。
こういうニュース、誰も気分良くならないですよね……。
賞の権威や価値が落ちることでクリエイターだって悲しくなるのですから。
Good Design Award
グッドデザインプレゼンテーション